TankCUE FANMEETING 2018 感想のような雑記

 

12月7日 CUEのファンミーティングに行ってきました。実は初めてのファンミでして。それはまぁ大変に素晴らしいイベントでしたので、レポと感想とが入り交じったものを書きます。

全編のネタバレです!! 故に長いです!! 記憶だけを頼りに書いていますので、ニュアンス!!! 更新特典DVDの補助器具的に使ってください!!!!写真はなく文字情報の暴力みたいなレポです!!!!! ただ、残念ながら行けなかった方にも 少しでも雰囲気が伝わったらなー、と思いながら。

 

 

 

 

 

☆ファンミ前 -chimaちゃんは天使だった-


 着く前はお天気にヒヤリとしましたが、予定より遅れてガトキンに到着。

グッズを買い込み展示でも見ようかと歩いていると、ほわ〜っとした歌声が聞こえてきました。吸い寄せられるように近づくと chimaちゃんのライブステージ! 
chimaちゃんのライブは初めてだったんですが、いいですねぇ素敵ですねぇ。皆のイメージだと、
 ほわ~ ゆるふわ~ 妖精さん~ 天使〜
って感じだと思うんですよ、私もそうだったし。でもそれだけじゃない。ちゃんと一本芯のあるおおらかさみたいなのがあるんですよ! 地に足ついたしっとりさというかね!! 伝われ!!(暴論)  また舞台も良かったですね。エレベーターやホール電飾の無機物的存在が、chimaちゃんの有機物的存在を引き立たせていました。
終演後にCD販売に立っていたので、CDを買ってお話とサインを頂きました。本当に同じ人間かってぐらい可愛かった。たぶんchimaちゃんは妖精さん、若しくは天使。

 


☆いざ、ファンミ!!


 フードファイトをなんとか戦い抜き(ファンミ有識者の皆さんアドバイスありがとうございました)、本編がスタートです。 ここからはセトリと中身を紹介しつつ感想を挟みますね

 

1.オープニング

今回はキャバレーの設定から、ユニットを組んで挨拶をして客席を周りながらお歌へ。

登場順
1.鈴井貴之&NORD5 僕=君・ハートキャッチ (鈴井さん + NORD5)

2.ザ・キュープリズム 手と手 (ましろちゃん + あっちゃん + りおんちゃん)

3.ジョー&アッキー 涙は、いらない  (戸次さん + あきちゃん)

4.ノベンバー森崎とエイプリル北川 仲間のうた (森崎さん + くにちゃん)

5.タクマ&リョウカブリシャス 月の裏で (音尾さん + 亮太くん + トザくん)

6.安田顕トリオ MERRY CHRISTMAS MR.CHRISTOPHER PERON (安田さん + オクラホマ)

7.洋と太星 本日のスープ (大泉さん + 島くん)

 

 私ね、席がE5最後列の出入口正面でちょっとしょんぼりしてたんですよ。したらね、その出入口から登場してきた。 死ぬほど驚きましたね。奇数組は私の正面で偶数組は反対側からの登場。奇数組のみなさんを2Mぐらいの位置で見てしまった。

鈴井さんが思ってた500倍ぐらいダンディだった。あと僕君のダンス上手でしたね、かわいい。安田さんは何故か物凄くゆっくり無言で歩いていらっしゃいました。大泉さんはマジでスターだったし、一緒に歌う島くんはギャップ王子。

森崎さんはね、逆側だったんですけどひたすらエイプリル北川を推してた。あと仲間の唄の「いい時ばかりじゃない~」の裏声が何回やっても出てなくてすごく愛おしかった。


2.以心伝心ゲーム

紅白の2チームに別れてミニゲーム
紅 鈴井さん・森崎さん・安田さん・河野くん
白 大泉さん・戸次さん・音尾くん・藤尾くん
勝者には"飴か鞭"を決めるルーレットができる権限が。飴はこのあとカニが食べられる。鞭は敗者にデコピンをできる。カニと聞いて俄然やる気の皆さん。


2-1 . 粘土で以心伝心

15秒でお題を粘土で作るゲーム

・紅は河野くんが挑戦
お題は「クラーク博士の像」だったんですけど、粘土で出来たのは指さしポーズのみ。全く分からずにボケに走って不正解。難しい!こんなん無理!とご不満なワンツー。かわいい。

・白は藤尾くんが挑戦
お題は「象」 ここは流石の藤尾くんで客席も含めて皆が分かるような完璧な象を再現。見事正解。簡単すぎませんかあ? 俺たちのがだいぶ難しいですぅ!とひたすら文句をいう森崎博之47歳。


2-2.答えを合わせろ以心伝心

○○というば?の答えを4人合わせるゲーム

・紅は「 むかしばなし といえば?」
シンプルにいけばいいよね!? シンプルで大丈夫だよね!? と何度も確認し合う4人。制限時間ギリギリになって唐突にお尻をかき始める安田さん。最初はいつもの奇行だと思ってたけど徐々に察する3人の苦笑いが可笑しい。そして見事「桃太郎」で全員一致。安田さんがズルしてますぅ!こいついっつも、ハナタレナックスの時でもそう!すぐズルしようとするんですぅ!と大泉さんが不満を訴える。

 

・白は「 北海道のグルメ といえば?」
戸次さん音尾くん藤尾くんは何となく一致してる感。大泉さんだけなぜか少し不安げ。札幌の、じゃなくて北海道の!俺たちの世代はそうだよ!と力説する戸次さん。何とか「ジンギスカン」で全員一致。

音尾くん「俺たちの世代は って何?」
戸次さん「いや、俺たちはそうじゃん?」
音尾くん「あぁ…全然わからん」

 


2-3 ジェスチャーで以心伝心

この時点で2対1で白が負けてたので逆転チャンスで得点2倍に。ゲームはお題の通り。リーダーからのリクエストで白組からスタート。

 

・白のお題は「畑で大根を抜こうとしたら腰が抜けた森崎博之」演者は戸次さん

戸次さんはね、森崎博之を舞台でやる胸を叩いて客席に向かって手を広げるやつで表現してました。アホみたく何度も胸を叩くので心臓マッサージと最初に勘違いされてて笑った。あまりにも完璧な表現に客席からも拍手が出るほど。音尾くんが見事にまとめて正解。

森崎さん(客席に向かって)「胸をドンドン叩くヤツなにあれ?なんでみんなわかんの?……あぁ、あれかい舞台のかい?にしてもそんなかなぁ俺」
力強く頷く客たちに首を傾げていた森崎博之


・紅のお題は「寝坊して遅刻したのに逆ギレする戸次重幸」演者は鈴井さん
寝坊→遅刻まではすぐ分かる3人。しかし逆ギレのシーンで会長では!?となってしまう。 めっちゃ違うアピールする鈴井さん。それはもう全力で戸次重幸を表そうとして、紅組は大爆笑。最終的に河野くんのファインプレーで正解!

大泉さん「寝坊+遅刻→戸次重幸!ってなるのにwwwキレてる所でwwwすぐに会長!ってなったっけwwwこの人物凄く頑張っちゃってwww」
戸次さん「戸次要素って寝坊と遅刻だけでしょ?だけど」
大泉さん「全員が分かりましたよ」
戸次さん「俺だって分かっちゃったんだね。パブリックイメージがそうなんだ」


紅も白も正解したので同点になってしまい、結局じゃんけんで決めることに。紅は森崎さん、白は音尾くん。

森崎さん「よぉし、やるぞ!」
音尾くん「まあでもね、その前に…」
おふたり「♪研学いそしむ〜殿堂あり…♪」

拳を握り旭川西高校歌を歌いはじめる。それはまあ嬉しそうに歌うので客は手拍子。客席に向かいつつ戻って向かい合って歌い合うふたり。

おふたり「♪…競ふ学舎〜三年春秋ぃぃ〜♪」

(向かい合って拳をつきあわせる)

森崎さん「……あいこだったなぁ」
大泉さん「そりゃwwwあんたら拳握って歌いあってんだからwwwそれじゃあ一生あいこだぞ!」

音尾さん「じゃあ、普通にじゃんけんしましょ」
森崎さん「よし分かった!最初はグー!(クソデカ大声)」

 

ふたりが最初のグーを出した時、舞台上の演者が笑い転げました。あまりにも近い距離でじゃんけんをしていたので、パワーある森崎さんのグーと音尾くんのグーが、かち合ったのです。
演者も客席も笑い転げた。いや本当に森崎博之って天才。自分からぶつけておいて、痛かった…って涙目になってました。

大泉さん「じゃんけんするだけでいくつネタ持ってんだよ!今日すごい押してるぞ!!」
北川さん「リーダーちょっと涙目でない?」
森崎さん「…痛かったぁ…(´・ω・`)」

普通にじゃんけんして、普通に森崎博之は負けました。よかったね音尾くん!

ようやくルーレットを回す段取りへ。ルーレットはスタートを言うだけで勝手に止まるシステム。何もしてないから、とスタート役の大泉さんと勝手にストップ役を名乗り出た戸次さんが憤慨。

大泉さん「そんなん絶対ムチじゃん!」
戸次さん「絶対裏のさじ加減できんじゃん!」
小橋さん「やってみなきゃ分かんないじゃん!」

大泉さん「どうせカニなんか買ってねぇんだろ!」

ルーレットを回して案の定ムチ。白チームが紅チームにデコピン。しかしここで誰が誰にやるか問題が発生。絶対に会長にはできない!と言って河野くんに集中する4人。結果じゃんけんへ。

勝ち抜けドラフト方式で1抜けが、まさかの藤尾くん。当然河野くんを選ぶも客席からのブーイングで会長に「みなさんも連帯責任ですからね!?」「この人1番偉い人なんですよ!?」って何度も言ってくる藤尾くん。最終的に、藤尾→鈴井、大泉→河野、 音尾→森崎、戸次→安田でやることに。

大泉→河野はあまり痛くなさそうなペちって感じで不発。ちゃんとやれって感じの河野くんのジト目(とてもこわい)

音尾→森崎は完全に仕返しする、というか先にやる勢いの森崎さん。攻防戦の末にやっとこさ音尾くんがやると、何十倍もの力でやり返される。すごい太いバットで殴られた感じ(本人談)

戸次→安田はずっと恨み言いってる。一生恨む・次の公演あるかなぁ?・25年やりたかったねぇ?勢いつけてやるものの汗で滑って不発

藤尾→鈴井は物凄くテンパってる藤尾くん、鈴井さんいわく涙目。鈴井さんが、わかってんだろ全力でやれよ中途半端にすんなよと脅す。音尾くん曰くリーゼントがヤンキーの先輩に絡まれてる構図。して、全力でやった結果 「ほんとに全力でやるやつがあるかよー」

 

以上でゲームコーナーは終了。長かったね笑。
チームはワンツーで、西高の絡みもあり、森崎博之推しとしては満足。あと、初日ということもあり動線的にゴチャつく所がいくつかあって。そこを上手に回してたのが大泉さんでした。確認しながら目線を動かしながらやってて……デキる男すぎでは?? そういう所だぞ!もっと好きななるだろ!!

 


⒊抽選会

今年は2ショットがNACS1人ずつを指名する形に。割と珍しいらしいですね(初心者)

 

・大泉さん
おまかせオーダーに何故かひょっこりはんで応える。曰く、40代のオッサンの渾身のかわいい

 

・音尾くん
指名されてターンでやってくるダンディ(以降みんな真似する) 普通に…とのオーダーに「え、普通に鼻を噛めばいいですか?」 →バックハグでした

 

・森崎さん

森崎さん「どうしますか!顎クイですか!? 」
大泉さん「噂の!リーダーが顎を食うという」
森崎さん「そうだね。食べちゃうぞぉ。」

顎クイとか知ってるおじさん可愛いね・・・。→得意のバックハグでした

 

・戸次さん


戸次さん「北斗神拳にしますか?」
大泉さん「今からでもこんなやつ変えられますよ」


オーラを出す、とのことで渾身のキメ顔をしていました。イケメン。

 

・安田さん
どうしますか?→軽く抱いてください、に激しく反応するゴルゴ。中学生か。


この森崎さんの「食べちゃうぞぉ」が最高にオッサンくさくて良かったですね。私オッサンくさい森崎博之が大好きなんですよぉ!お嬢ちゃんって言ったりする森崎博之!あんまり共感者はいないですけどね!! 共感する人は僕と握手!

 


⒋フォトセッション

相変わらず森崎さんは作り笑いがあんまり上手じゃなくて安心しました。かわいい。あとNORDの靴下がね、メンバーカラーだったんです。最高かよ〜!NORDは瀧原くんと花岡くんが好きです(唐突)

 


⒌歌のコーナー

北川さん「この曲は鈴井さんが作詞作曲を…」
鈴井さん「ちがうよ!作曲はお兄ちゃんが。作詞はね、僕ですけど」
安田さん「お兄ちゃんって、僕のですよね」

安田さんの"お兄ちゃん"呼びがジャンボリーに続いてまた聞けるとは…。というかみんな"お兄ちゃん"って言ってたけど、ふみおさんはそう呼ばれてるんですか?詳しく掘り下げたい・・・。

曲紹介で鈴井さんは何度も「オッサンが作った気持ち悪い曲です」って言うんだけど、その度に大泉さんが「いい歌じゃないですか」って言ってるのがね、とてもよかった。森崎さんが[僕は農業タレントだから・・・]ってふざける時も最初にフォローするのは大泉さんのことが多いですよね。

 


⒍みなさんから挨拶

☆NORD
変わらず元気一杯の挨拶で爽やか。花岡くんが主に喋るんだけど、ほんとに挨拶とかに向いてますよね。あと肌が綺麗。ワンマン行きたかった。

 

☆chimaちゃん
ホントに楽しかった元気もらった、みたいな事だったけど間の取り方が独特。ほんと可愛いよなー。来年もライブで会おうね!的なお話。

 

ましろちゃん
みんなと会える機会が多くて楽しかった!ライブたくさんやるから来てね! 的なお話。あと最近のカバーがめっちゃいいので皆さん聞いてください(宣伝)

 

☆りおんちゃん
自己紹介からスタート。全員の中で客を"うましか"と呼んだのはりおんちゃんだけで、ファン呼称とかを大切にする姿勢が好き。あと、めっっっちゃ可愛くてびっくりした。

 

ネクス
今年はジャンボリーもたくさん出させていただきましたし、個人でお芝居もたくさんやらせていただきました。来年も舞台がたくさんありますから、遊びに来てください!的なお話。盛り上げ上手な亮太君がとっても可愛かった。

 

オクラホマ
来年20周年だから、お会いしたい!2ショットを撮る時にやってみたいポーズがあるから、僕たちが頭を下げるのでやってください笑!的なお話。20周年は一緒に祝わせてください…

 

☆くにちゃん
今年も1年ありがとう!ジャンボリーもバスツアーも楽しかった!あとバナナかよ、にも出てるからみんな探してね!的なお話。バナナの登場シーンが全然分からんらしいので私が見つけてやる(強い意志)

 

☆あきちゃん
CD出せたり、それを買ってくれたり、ほんとありがとねぇ。みんなのおかげだわ! 祝CUE福を持って皆と乾杯したいなぁ〜。的なお話。あきちゃんは本当に親戚のお姉ちゃんみたいで今回でもっと好きになった…。乾杯したい…。

 

☆音尾くん
目と目の間は離れてもあなたのハートは…? \離さない/ 今年は映像の作品にたくさん出させていただきました。ひとえにみんなのお陰です。僕たちはもっと一つになれるはずです。そのためにも次に会う時は旭川西高校歌を皆さんで歌いましょう!

NACSさんは後半の挨拶ということもありかなり覚えているので書き起こし形式で笑。たぶんこんな感じだったはず。コールアンドレスポンスやった後に満足気な顔をしていたのが可愛さ100点満点。今年はジャンボリーのプロデューサーで素晴らしすぎる面を見せていただいたけど、小ボケかましたりする音尾くんも大好きです。


☆戸次さん
(開幕挨拶で左手に傾いていく戸次さん)ちょっとポジションがおかしくてね!……なんだよ俺にはこれしかないんだ!!
…今年も本当にたくさんの事をやらせてもらいました。本当にみなさんに感謝です。今は来年2月の舞台に向けて動いていて、今日ビジュアル第2弾ということで敬愛する藤田先生に書いていただいたイラストが公開になりました。来年はこの舞台を大成功させます!!

こんな感じ。開幕小ボケは安田さんが嬉しそうな顔してましたね。私の大好きな戸次さんの喋り方をしていて本当に耳福。あと、成功ではなくて"大成功"って言うところが戸次さんらしくて好きです。


☆森崎さん
おいー! \おいー!/ おいー!\おいー!/
下町ロケットみてくれてんのかぁ?
金スマひとり農業もみてくれたのかぁ?
あぐり王国北海道は500回を迎えたぞ!
ありがとうなぁ。みんなのおかげで記事にしてもらったりしてます。下町の現場ではTEAMNACSのリーダーだってとっても大切にしてもらってます。これはきっと今まで東京で頑張ってきた4人のお陰なんだと思う。ありがとう(4人に頭を下げる)
今年は、色んなイベントに出させてもらったし、本公演もあって、ジャンボリーあったし、ファンクラブの香川のツアーでは、俺はお前たちを抱いたなぁ! 来年もたくさん会える機会があるから、また皆と会えるの楽しみにしてる!また会おうな!

どうも、森崎博之に抱かれた女です()。何故かリーダーのだけほぼ覚えてるので原文に近いはず。
この挨拶の場でさぁ、メンバーに感謝するのはズルくない? 好きになる要素しかないじゃん。あと自分が大切にしてもらってるのは4人のお陰って考えが。本当にこの人TEAMNACSのリーダーだなって感じがしました。森崎博之森崎博之たる所を見てしまいました。好きです。


☆安田さん
今年も本当にありがとうございました。色々と出させていただきました。下町の現場は森崎さんがいて、なんだか不思議な感じがしております。まだお話は続きますので、どうかよろしくお願いします。また朝ドラ"なつぞら"では音尾と戸次も一緒にやらせてもらいました。まだ先ですがこちらも。今年もこうして来れたのはファンの皆様のお陰です、ありがとうございました。

こんな感じだった。安田さんがメンバーの事を話に出しているのを聞くのは、なんだかとても嬉しかったです。今年はアイリーンが自分の中でヒットしすぎて、安田さんの事をもっと好きになれました。あと渋めのビジュアルが最高。


☆大泉さん
…なんと言いますか、この度はこんな天気で申し訳ないというなんと言うか。最近は本当に各地に噂が広がっているようでして。決して申し訳ないと思う必要はないんだ!と心の中で思う反面、やっぱりなんか申し訳ないなぁと思ってしまう訳であります。

今年は本当に色んな事をやらせていただきまして、映画なんかにもたくさん出させていただきました。と思っているんですけどね、実は12月からが大泉ラッシュとでも言いましょうか私出まくっています。まずはグリンチ。アニメーションでね、とっても面白くて本国でも第人気です。僕の声の方でね、ぜひ見てください。次は年末にこんな夜更けにバナナかよ、ですね。こちらも面白くて、面白いけど…なんだかボロボロ泣けてしまうというですね、映画になっております。そんでその次がそらのレストラン。これはうちの事務所の協力もあってね、いい映画です。
ただね、あまりにも出てるからだんだん訳わかんなくなってくるみたいでね。どんな映画って聞かれて、筋ジスになったけどなんかチーズ作る人の話?とかごっちゃになったりしてね。あとポスターとかもたくさんあって。東京には、バナナの次はチーズかよ!なんて広告があるんですってね。たくさんあるので、是非よろしくお願いします。今年もたくさん出たけど来年もたくさんあるから、またよろしくお願いしますね。

…長いね笑。でも本当にこのくらい喋ってた。大泉さんのね、CUEとCUEファンを前にしてお喋りが止まらなくなるの可愛くて好きです。なんだか久しぶりに会った友達みたいなね、そんな感覚。つい最近に大泉さんの格好良さに気が付いてしまったのでトキメキを抑えるのに必死でした。来年もたくさんの作品の大泉さんに出会えるのが楽しみ。


☆鈴井さん
今年もありがとうございました。先ほど大泉君も言ってましたが、この天気でね。来れない方もいらっしゃったみたいです。今日の雪もそうですが、今年は本当に日本全国で色んな大変な事がありました。そして北海道もそうです。経済的に大きな打撃を受けました。みなさん!北海道は元気なんです!今回のようなイベントでもそうですが、そうではない時も!観光しにきてください。
来年はね、オーパーツをやりたいですね。今年もありがとうございました、来年もよろしくお願いいたします!

鈴井さんはかなりニュアンス。私ね、実は両隣が空席だったんです。きっと色んな理由で欠席された方だとは思うんですけど。鈴井さんは登場してすぐに私の両隣の空席に目が行ったのではないでしょうか。そこからの言葉だったのかな。あとは北海道を元気にしたいという気持ちがね、痛いほど伝わってきました。今回は観光がほとんど出来なかったので、また絶対に行くぜ!北海道!!


⒎エンディング

もうひと盛り上がりさせてください!と言って流れたのはサンタが町にやってくるでした。そしてNACSさんたちが客席に降りてくる…!!目が2つじゃ足りなかった。安田さんと音尾くんには会釈、大泉さんとはハイタッチをさせていただきました。大泉さんの手はものすごく柔らかかった。
客席を回った所で歌い上げてフィナーレ。大泉さんの投げチュが見れたので満足です。

 


最後はハイタッチをしてお別れでした。
花岡くんが手をギュッてしながら肩を叩いてくれました。完全に好きになった。というか、NORDはみんな一生懸命さが全力で出てて、また会いたくなる人たちだなーって思いました。ハイタッチの思い出の大半をを花岡くんに持っていかれてしまった。恐ろしい子、花岡領太くん(クリスマスソング買います)

 

 

☆おわりに

 皆さんがファンミに行きたい!って言う理由がすごく分かりました。ありゃいいわ。これがないとどうやって年を越していいか分からないって仰ってる方がいて、その通りだなって思っちゃいました。なんと言うか、本当にファンとミーティングしてた。全員を物理的に近く感じられて、タレント陣のみなさん本当に目を合わせてくださって。こんなに幸せなことが他にあるのかというくらい最高な時間でした。もともと好きだったけど、みんなへの好きがより高まった感じがします。

事務所のタレント陣全員に"ありがとう"って言える機会なんてないじゃないですか、普通は。お互いがお互いに感謝し合って、来年もよろしくねって言い合える。推しに、この1年たくさん推す機会を与えてくれてありがとうって言えるの。1年の終わりに、また凄いものをもらっちゃたなぁ。来年もたくさん好きでいると思います。

 

また、ファンミに行けますよーに!

 

おわり

 

今日、推しが引退する。

 

 

 

 

今日、推しが引退する。10年応援した人だった。

 

はじめに


 NACSオタクとして生きる前から、野球オタクとして界隈に生息していました。毎日プロ野球速報を見て一喜一憂してたまーに球場に足を運ぶ、どこにでもいる野球オタクです。リーグ優勝も日本一も最下位も、球団の浮き沈みにもブレずに一人の人を応援し続けていました。

 推しは、その球団でもプロ野球界でも「ベテラン」と呼ばれる人です。この10年で「ベテランと呼ばれる人になった」という方が正しいかもしれない。プロ野球選手の平均引退年齢ってご存じですか? 29歳です。高卒で入団しても10年、大学社会人枠だともっと少ない。つまり、応援できる時間が圧倒的に少ないんですよね。そんな中で推しは23年もプロ野球選手でいてくれました。もうこれだけで、全世界に誇っていいんじゃないかなと思う(モンペ)ただ、当然ながら引退するときは誰しもきます。正直、まだ来ないと思ってた。プレーも素人目にはまだまだ出来ると感じてしまう。それでも推しは引退します。
推し方についてのアレやコレ。色々と感じたことを書きました。推しのいる誰かに刺さってくれたら。

 

1.私たちは応援「させていただいてる」

 プロ野球は年間で140試合ほど。4月頃に始まり10月頃には全ての試合が終わります。多いように思うけどね、10月から翌年4月までは基本的に露出がないです。オフだから。推しの姿を見ることが出来るのって、年間最大140日なんです。この「最大」ってなんだよってね。俳優さんなら140試合ってレギュラー番組みたいなもんなわけですよ、公式な推しの供給場所という意味では。最も違うのは、野球は推しが出ない試合があるということ。レギュラー番組で誰かが出ないとかって基本ないじゃないですか。おにぎりは洋ちゃんとシゲちゃんとマミちゃんがいるでしょ。ハナタレはNACSみんながいるでしょ。1試合出ないなんてざらで2軍になんていたら2ヶ月とか平気で見られない。チームの状況とかにもよるけどね。オタクとしては気が狂いそうなわけです笑。
 でも選手もオタクもそこで腐ってなんかいられない。代打でも守備固めでも、下手したら出場1分とか有り得るけど、そこに全身全霊を懸けるしかないんです。推しがその打席に真剣に向き合ってるから、オタクとして真剣に応援する。例えものすごく少ない出場機会でも、その1打席のために死ぬほど努力してるんです。朝から晩までノック受けたりバッティング練習したり。

 人間の寿命って、今では80年とかあるけど野球選手としての寿命って先述通りすごく短いわけです。私の推しはヘッドスライディングとかどんどんします。40過ぎのおじさんだけど。その度に「命削ってるなぁ」と思っちゃう。少ない砂時計の砂をどんどん自分から減らしてる。その零れ落ちる砂の一欠片を私たちは綺麗だと勝手に評して好きになるんです。私たちオタクは推しの人生の断片を見せて頂いています。ただ、彼らの人生に名前のついた登場人物としては私たちは存在しません。役名にするなら「ファンA」とかです。当然です。断片を見せて頂いている身ですから。グラウンドと内野応援席の距離以上のものを私たちは求めたらいけないんです。良いプレーがあれば声を出して拍手して、調子が悪いときは静かに見守る。適正距離が大事。

 でも、俳優だと距離感って難しいですよね。推してみて分かった。出演作品は公式からちゃんと発表されるし、オフとか日常の写真もどんどんあげてくれるし。そこには、その先に自分の作品を見てもらいたいという宣伝的な意味合いがあっても有り難い供給には変わらないじゃないですか。特にNACSさん、というかCUEさんは距離感迷子が過ぎる(ちゃっかり享受している身ではあるけど)。ドラマやCMやSNSの発信で、何となく自分の日常に推しが溶け込んでる状態。
 ただ、もちろん役者の推しにも野球選手とは違う努力が必要なのは間違いない。キラキラした世界だから余計に泥臭い努力とか見せないし報道しないだけで。忘れてはいけないのは彼らは文字通り命を削っているし、その人生の断片を見せていただいている。そして勝手に好きになって勝手に応援している。彼らの人生の「ファンA」という役割を勝手に担って、その仕事を応援させていただいているんです。

 

2.別に私が推さなくても推しは生きていける

 推しにとって、私個人がファンである必要性は皆無です。私がいなければきっと誰かがファンになって、推しは変わらぬ活躍をするでしょう。だって私が行っていない試合でも推しはヒットを打つし、私が行っていないイベントでも推しは活躍してる。私に推しという存在は必要不可欠だけど、推しにとってはそうじゃない。重すぎる私の一方通行な思いです。たまに「私たちが押し上げた」みたいな事を言う人もいますよね。まぁ間違いではないと思うんですが、押し上げた要因の第一は推しの努力ですし。ファンの応援は必要だったかもしれないけど、あなたの応援がなくてもきっと大成したでしょうし。応援させていただいている身で、応援以上の何かするのは御法度に近い何かでしょう。

 だからといって手を抜けって訳じゃないです。私でなくてもいい、とは言ったけど一翼を担う以上ハンパなことはできねぇ!みたいな笑。私でなくてもいいけど、私が思い付く限りのことは全力でやりたい。できうる限りの応援をしないことはきっと後悔するでしょう。あの試合、あの打席、あの守備機会。なんでもっと声を出して応援しなかったのか、なんでもっと目を凝らして見なかったのか、そもそも試合をみなかったのか。後悔をあげたら、きっと一晩じゃ足りない。
 イベントや舞台もあるじゃないですか、今回は見送ろうかなって時。それがお金や時間や、もっと大切な何かの理由があるならそれは後から考えても納得できます。そうではなくて。何となく、当たる気しないし、会ったら満足して冷めそう、とかが理由の時。きっとそれで見送った機会は、もう手が届かなくなった頃に死ぬほど後悔する。申し込まなきゃ当たらないし、1回会っただけで満足出来ないほどあなたの推しは魅力に溢れてる(断言)。難しいことは考えずに、応募があるでけでも数という事実は残ってそれが応援に繋がるのなら。ほら、エントリーボタンを押すんだ!!!(迫真) 推しにとっての私はファンという 1/不特定多数ですけど、私にとっての推しは唯一無二の存在ですからね。驕らずに、手を抜かずに。

 

3.全力で推せ

 タイトル通りです笑。
 正直、引退するって思ってませんでした。完全なる慢心。観戦は月に1回ぐらいいくかなー?ってレベルのゆるファンだったので今は後悔しかないです。もっと行けた試合もあったし、もっと声を出して応援することもできた。きっと140試合を全部見ても、彼のデビューから推してても、引退の時がきたら「もっと応援すればよかった」って言うと思います。でも、後悔を少しでも減らす事ってできただろうなーっと。

 役者の場合は少し話が違いますね。野球選手の応援って明確に「声を大きく出して応援していいですよ」っていう試合の場があるんですよ。役者の場合それがすごく少ない。舞台とかで思いっきり拍手するとか、試写の登場とかで歓声をあげるとか。CUEの場合は2年に1回のアレがありますけど笑。とにかく思い付くものはこれぐらいです。この明確に声を出して応援が許される場所の少なさって堪えるものがありますよね。自分が好きなものを公式に応援できない歯がゆさというか。文字通り、声を大にして応援したい!みたいなね。

 ちなみにこれは「私個人が推しに応援していることを認識されたい」って話ではないんです。むしろ認識されたくない笑。推しに認識されるほど恐ろしいことはない!と思ってしまうタイプの人間です。視界に入るのはギリギリの範囲なので近い席が取れたら小躍りするんですが笑。 私が思っているのは「たくさんの人に応援されている推しが見たい」という事ですね。
自分の好きな人はこんなにたくさんの人に応援される人である。故に推しは素晴らしい人である。推しの活動はこうやって実を結んでいる
たいていこういうことを感じて涙するオタクです(きもちわるいね)。だからジャンボリーは毎回OPで必ず泣くんですけど(きもちわるいね)。たくさんの人に応援されている推しは全宇宙で1番に輝いているので、その瞬間に立ち会いたい、という気持ちなんだと思います。そのためには限られた場所で、できる範囲の最大限で応援することが必要不可欠であると考えます。役者なら雑誌やDVDを買ったり、テレビを見たり、多種多様な応援の仕方がありますからね。認識云々ではなくて、推し方の問題。

 そういう時に発生するのはお金を落としてる問題。私的には、全力と金銭的にたくさんつぎ込む事は1つの形だけど、イコールではないと思います。推しが中心で世界が回ればいいけど、そんなことなんて無理だから。そんなことは石油を掘り当ててから考えたらいいんですよきっと。私も持ってないグッズや見てない作品とか、割とあるし。出来ないときは出来ない。出来るときは出来る。その時の最大限を放出しようぜって話ですから。
全力で、後悔のないように推しましょう。引退したら、応援させていただける場所はないから。

 


おわりに

 偉そうにたくさん語りましたね笑。でもこれを読んで、自分の推しにも引退の可能性はいつでもあるんだという事を心に留めておいてもらえれば。そして悔いなく推しを応援しようと思ってもらえたら。

推しは、荒木雅博選手は私の中で最高の野球選手でした。今日はこれからナゴヤドームに、最後の応援に行ってきます。

 

                       今日、推しが引退する。おわり

 

 

 

 

Page1 オタクになったら世界が広がったという話

オタクになったら世界が広がったという話


 いきなり壮大すぎるテーマかと思えば、意外にもそうではないです。私の中の、ちんけな世界の話です。初めての、本当に戯れ言なのでゆるっとライトに行こうと思います。きっと慣れたら長文が投稿されるのでしょう。

ここで言う【世界】は、行動範囲という言葉に置き換えると万人に伝わるでしょうか。そういうときっと、だいぶスケールの小さい話に聞こえてきますね。ともかく、何となくスケールが大きそうで格好良いので人に話すときはだいたいこう言ってます。「オタクになったら世界が広がったの。」

 

 


①世界ってなんぞや
 例えば小学生だったらそれは校区。例えば高校生だったら定期範囲。自分の守備範囲とでもいう、物理的な距離が私の言う世界です。守備範囲だから、上手な人は背走でもスライディングでも何でもしてどんどん広がっていく。一方の私は守備はとてもヘタで全く上達しない、“精神的に向上心のない馬鹿”だった訳です。
 そして、小学生の頃から考えたら、部活やサークル仕事上の付き合いなどなど。様々なコミュニティに属するようになりました。そこで交友が生まれるので、世界もどんどん広がる。小学校は少ないけど、高校になると県外からの友達って増えるじゃないですか。して家に遊びに行けば、新しい世界が開拓されるわけです。
 小学生の頃、友人とケンカでもしようものなら世界の終わり!ぐらいに絶望しませんでしたか、私はしました。明日から学校いきたくない!SEKAINO OWARI!!ドラゲナイ!!!あれって世界が狭いから起きるんですよね。世界が広くてコミュニティがたくさんあったら、まぁどうにかなるかな?ぐらいにしか思わなくなると思います。とはいえ、超インドア・交友関係激狭な私は外に出ず、なかなか広がらないのでした。

 

 


②どうしても外に出なくてはいけない
 しかしながらオタクには外に出なければならない時があります。それは、
推しが映画に出る!舞台をやる!イベントに出る!
こういう時。それらに参加するということは、つまり外に出るということです。こういうのって、だいたいは東京で開催されるじゃないですか。そりゃ、高いタワーを建てて首都を名乗ってるわけです。東京なんてオシャレな街に世界を持ってない私は電車賃を握りしめて決死の思いで大都会に戦いを挑んでいきました。

 すると感じるんです。「意外と東京って近いじゃん」と。単純に行き慣れただけの話ですが、身近になった感じがして自分の守備範囲の一部として考えられるようになる。つまり、世界の一部になる。イベントがあれば日程とお金だけ調整して、開催地はあまり気にしない性格になりました。東京を手中に収めると、そのほかの地域もなんだか近く感じてくるんです。あたまが良くないからですかね笑。
「え?愛知?全然いくーー!!」「金沢は夜行で8時間?近いじゃん行ける行ける!!」
こうなれば全国を私の世界にするのだって、簡単そうな気がしてきます。目指せ、天下布武

 

 


③おわり
 オタクとしてイベントに参加すると、どんどん世界が広がります。世界が広がると気持ちが良いもんです。どこに行くにもあんまり苦じゃなくなります。最近複数の友人に「フッ軽だよね、意外と」と言われるのは間違いなくオタクとして参加するイベントが増えたからです。そして必ずこう言います。
「オタクになったら世界が広がったの。」

 

 

 

                オタクになったら世界が広がったという話 おわり

はじめましてのご挨拶

 

Q.自己顕示欲や承認欲求をインターネット上で爆発させるに最適なものは?

A.ブログ

 

という訳で始めてみした。こんにちは、森村と申します。2回も更新しておいて今更感がありますが。

感想の投げ捨て場にしようと思っていたのですが、勿体無いので色々と書いてやろうと思いました。元来、文字を書くのが好きな性分なのでとりとめのない事を綴るのでしょう、きっと。

何となく寝付けない午前3時に偶然見つけた今はあまり更新されていなさそうな化石ブログ、というテイストを目指しています(長い)  つまりそれは、気楽に読んでねということです。

 

学生時代の通知表には「積極的に自分の意見を言いましょう」と書かれた私です。別に嫌いなわけではないんです。思春期を早めに迎えた小学生森村には難しかっただけの話なだけで。皆さんはきっと中学生の頃とかの感性って捨てたり仕舞ったりするんでしょうけど、学生時代の反動でしょうか。私は全て大事に抱え込んで大人になりました。

だからたぶん小っ恥ずかしいことも普通に書いてあります。昔の自分の日記を読むような気持ちでいてくれたらと思います。

 

次回の更新がいつ・どんな話なのかは分かりませんが、もし興味が湧いて読んでいただけるようでしたら、その時はよろしくお願いします。それでは。

 

森村

 

森崎博之と行く 絶叫ーッ!感動ーッ!四国ーッ! 感想のような雑記

5月11日から5月13日の3日間、森崎博之のうどんツアーに参加しました。正式名称には一言も「うどん」とは書いてないんですけどね。とっても良いツアーでした(こなみ)


!あてんしょん!
 ・アホほど長いです(1万字を超えてる)
 ・私の曖昧な記憶と主観に基づくレポです
 ・レポというか感情垂れ流し日記に近いうわごと
 ・それでもOKという猛者は覚悟してどうぞ!

もくじ

 

 

☆1日目


繁多寺

 

 お昼過ぎに松山空港に到着。号車ごとに整列するんですがみんなそわそわ。そりゃそうだよ、これから推しに会うんだもの。バスに移動して一同繁多寺へ。ちなみに私は5号車。このときはまだ皆さん控えめでした笑。繁多寺は町中にあって、住宅街をどんどん進んでいくバス。どうでしょうって窓の外があんまり見えないし(あの頃と風景は一緒ではないだろうし)、近づいてきた!感がまったくない笑。お寺なので叫ばないようにと説明を受けつついざお寺へ。皆さん口々に「繁多寺だぁ…」言われていました。すると!まず河野くんが登場。事前注意の通りさざ波のような歓声

河野君「みなさーん!これからリーダー来ますけど大声だしちゃだめですよ!」
一同「wwwww」
河野君「練習しますか、ちいさーく叫んでくださいね!せーのっ」
一同「きゃーーーー(すごい小声)」
河野君「みなさん天才ですね(爆笑)

そんなやりとりが終わっていよいよリーダーが登場。私の目線の先からものすごい勢いで走ってくる白装束の人

 リーダー「ふぁんたじぃぃぃーーーーー!!!!」
 一同「わぁぁぁぁぁぁ!!!(小声)」

 当然の如く叫ぶ森崎博之。そして河野くんに怒られる森崎博之。懲りずにもう一回叫ぶ森崎博之。世界の可愛いが繁多寺に集まっている。どうでしょうのアレそのまんまでした。さすがにそう何度も叫べないので、繁多寺ぃぃと書かれたボードを持ってポージング。ちなみに小さい「ぃぃぃぃ」は手書きでした。それ持って登場するところを想像しながら書いたんでしょ、かわいい。色んな方向にポーズをしてくれました。気遣いもできる男、森崎博之。すき。して、よく来たねぇってねぎらってくれる森崎博之。なんとも優しい顔をしてました。だいすき。

 ここで既に私は感動。普段はお芝居やテレビ、ジャンボリーなどで見るけど、同じ高さに立ってリーダーを見る事ってほぼゼロな訳で。同じ目線に立てていることに凄く感動しました。あと生声が届くの!マイクやスピーカーを通さない生の森崎博之の声が耳に届くわけです。眼福ならぬ耳福。……ありがたいなぁ。あと、ポージングの間に皆さんが、かわいい・・かわいい・・・って譫言のように言ってたのが面白かった。これから何回もかわいいって書くけど、実はツアー中にはあまり感じませんでした。すごいなぁ…素敵だなぁ…、とか。当然かわいいと思う時もあるんですけど、私の森崎博之に向ける感情は〈尊敬〉〈敬慕〉が一番近いからかな。

 お写真タイムが終わり、「また後でね、したっけー!」と退場する河野くんとリーダー。後でねって言ってほんとに小一時間後にはまた会えるんだから、感覚がおかしくなる。

 

松山城

 

 再びバスに乗り込んで、次は松山城へ。途中ガイドさんが「なんで有名でない繁多寺に行くのか…」という話で一同爆笑。我々の中では聖地なんです!! JTBの方から「何があるか分からないので“忘れ物”には気をつけてください。いきなり出てきますから!」とのアドバイスをいただく。森崎博之は野生動物か何かか。

 ロープーウェイで上まで行くと、何やら和服の人が。モリ侍だ!! そのままバスの集合写真撮影に。印刷されたのは何枚目だったのか分かりませんが、みんな良い笑顔でした。そのあとにまたお写真タイム。モリ侍さんと河野くん、ここではみんなと同じ名札にお名前書いてあったんですね。かわいい。河野君はふとっちょ、リーダーはモリ侍(イラストつき)でした。あれイラストすごい上手なんですけど、頭を大きく書きすぎたのか胴体がすこし雑になってるんですよね。かわいい。

一同は松山城をそこそこに再びロープウェイで下に。観光地とか見るそういうツアーじゃねから!これ!と言わんばかりの強行スケジュール

 

☆ディナーショー

 

 再びバスに乗り込み琴参閣へ。トラブルがありつつもジャンプ特別編を聞きながら約3時間の大移動。ジャンプではリーダーが作った全11曲を振り返るスペシャル仕様。途中、お子さんが絶対音感持ちでリーダーのおならの音階を当てるというとんでも話を聞きざわつく一同。確か悪童の紺ちゃんの台詞で「上の子は音感が良くて…」みたいなのがあって、リアル紺ちゃん…ってなりました。

 他の号車より約1時間遅れて琴参閣に到着して宴会場へ。美味しいお料理に舌鼓を打ちながら同室の皆さんと談笑。リーダー森崎博之、ジャンボリー、ファンミ、そういう単語が何の説明もなくスッと通じる会話をしたのは生まれて初めてでした。なんかそういう事にも感動しちゃったなぁ。まぁ仲居さんたちにはさぞ奇妙な集団に見えていたでしょうが。1時間ほど経ち、満を持してリーダーが登場。ここでは、湯けむり殺人さんのコスプレでした。一通り盛り上げて5号車の心配をしてくれるリーダー。

 リーダー「おぃー、5号車のみんな大丈夫かぁ?」
 5号車「はーい!大丈夫-!!」
 リーダー「意外と元気だなぁ。いたいいたいとかしてない?なんかあったら言えよ?」

 優しさにあふれる森崎博之。妙な一体感が生まれた5号車はひたすらに元気でした。
 そこからは今日の振り返りタイム。スライドで今日のリーダーの移動時のお写真を拝見。とてもかわいい。その後はバス号車対抗の大声選手権。優勝者のいるバスには「うどんぴっぴ」というお菓子が贈呈されることに。5号車は優勝とはなりませんでしたが、私は最終日の空港でうどんぴっぴを発見し即座に購入。おいしかったです。
 
 次は2日目に行くうどん屋さんの紹介。話を聞く皆さんが従順で河野君が爆笑。良いお返事ですねー、と言われる。紹介(意外と長い)が終わってエンディングに入ろうとする河野君。残念がるみんなに明日の方が大変だから!ちゃんと準備してね!と言われてみんなでまた「はーい」とお返事。ここで!リーダーが!めっちゃ爆笑してたのを!私は見逃さなかった!!!すごい素の感じで爆笑してて、その後にすごい優しい目でこっちをみるのさ!!!!! 生涯でみたBest of 森崎博之 のなかで10本の指に入るくらいいい顔してました。当然ですが写真は撮れてません。というか、行程中あまり写真撮ってない気がする…。腕がないからっていうのもありますが、せっかく”会いに来て”くれたリーダーにカメラばっかり向けてるのも申し訳ない気がしたのが1番の理由かも。肉眼レフでは1億枚ぐらい撮ったしいいんだ。そこからリーダーが「つぼみ」のワンフレーズだけ歌い出して、最後はみんなで大合唱。マイク向けてみんなが歌うと、嬉しそうな満足気な顔してました。

 部屋に帰ってあとは寝るだけ!と思っていたら何やら楽しそうなお誘いがあって他の部屋にお邪魔してきました。10人ほどが集まって、UNO(上がるときに ウノォォォォ!って叫ばなきゃいけない特別ルール)やどうでしょうカルタに興じておりました。特にカルタは白熱。読み手「ここを…」取り手「キャンプ地とする!!!」というように上の句と下の句に分かれてるんですが、みんなプロすぎ。下の句をちゃんと覚えていないと取れない程になり、その姿は完全にちはやふる。大変に盛り上がり、深夜2時頃まで遊んでいました…。

 衝撃の1日目はこれで終了。次は激動の2日目です。




☆2日目

 前日の夜更かしのせいか眠い目を擦りながら起床。朝ご飯もおいしくいただきました

 

☆うどんや「海侍」



 そして朝の9時からうどん屋さんに向けて出発。さっき朝ご飯をいただいたばっかりとか、このツアーには関係ありません。リアルおにぎりあたためますか、状態。豚一家ならぬ豚一族。とにかく食べる→移動の繰り返し。私たち5号車は「海侍(かいじ)」さんというお店に行きました。そこはとにかくうどんが太い!コシがある!うまい!食事後にはリーダーのサインとイラストと、前日座ったという席をパシャリ。そしてすぐに移動笑。


こんぴらさん



 次は「こんぴらさん」へ。こちら頂上まで行くには700段の階段を上らねばならんということで…、必死こいて登りました。頂上には「幸せの【黄色い】御守り」が売っており、それ欲しさに登る完全に邪な欲まみれの私。でも黄色ってだけでみんな欲しくなったよね?! そんな心でおみくじを引いたからでしょうか。おみくじには「旅先:さわぐな」と書いてありました。おいおいうそだろ、このツアー完全否定。頂上につくと、5号車の登頂組で写真を撮る流れになり、他の号車の方に撮影をお願いしました。

 撮影者さん「いきますよー、はいっリーダー!!」
 一同「おいぃーーーーーー!!!!」

 まさかのアドリブ。そしてまさかのアドリブ返し。すごいへいわなせかい。すてき。だいすき。以降このかけ声が他の班にも広まっていったのを聞いてニヤリとしました

 

☆中野うどん学校

 

 こんぴらさんから帰ると、次は中野うどん学校に「入学」しました。グッズの愛麺家Tシャツを着て、エプロンをすると完全にうどん屋の店員さん。6人グループになって生地を作ります。そして徐に配られるタンバリン。そして、ミュージックスタート。CDプレーヤーからは軽快な音楽が流れ始めます。意味が分からない。はじめは困惑していたものの流石うましか、途中からは完全にノリノリで振り付けまでして生地をふみふみ。最高に盛り上がっているところで、39学園の河野君が登場。そしてその後を追いかけるように登場したのが森崎先生!

 森崎先生「みなさん、こんにち歯ッッ!!」
 一同「こんにち歯!!」

 すごい一体感。そしてリーダーではなく、せんせーい!と声をかけられる森崎博之。そして、みんなの生地を踏みながらメインステージに来てくださいました。みんなと河野くんとリーダーの共同作業で麺が出来上がるって事なんですね。考えた人すごいなぁ。

私は通路側だったので、先生が目の前を通り過ぎたんですが衝撃がすさまじい。ほんとに顔がおっきい。いや頭では理解してたんですけど、至近距離で見る破壊力ったらない。おでこから顎までも大きいんだけど、おでこから後頭部までの長さが異常。いつまで頭つづくのよ!って突っ込みたくなる大きさでした。そりゃ、普通の帽子はかぶれん。退場はAKB48の歌で、リズムに乗ってジャンプしてました。うそだろ46歳。

 その後は切ったうどんをいただきました。これがすごいおいしい。はやくも本日2回目のうどんを食し、無事に中野うどん学校を卒業してバスに乗り込みました

 

☆森のいちご農園

 

 次に向かったのは「森のいちご農園」さん。おにぎり的に言うところの半レクです。バスの中に農園の方が来てくれて、いちごの取り方や美味しい個体の見分け方を説明してくれます。当然、5号車のみなさんはここでも良い返事。農園の方もにっこり。

 ビニールハウスに入るといちごの甘いにおい!!ひたすらにおいしいいちごを貪っているとリーダーが登場。そして今度のお衣装はつなぎ。ツナギ。TSU NA GI!! めっちゃ好きな衣装!!!企画したスタッフの方全員に金一封を差し上げたい気持ちでいっぱいです!! 私は道外在住で、つなぎリーダーは何かのキャラでもないから見る機会ってやっぱり圧倒的に少ないし、ここでつなぎリーダーに会えたのは本当に嬉しかった。ビジュアル的には、つなぎリーダーが一番好きです。あとここのリーダーの顔が写真を見返しても一番格好良く写ってたと思います。農園の時だけ作画良いとか、森崎博之ってやっぱり大地の妖精さんなのかな…(?)あと、栗林公園にいかないって話してたときの少し困った顔が大好きだったんですけど、分かる人は私と握手!!

 ここではひたすら河野君とリーダーの掛け合いがされてたんですけど、何あのかわいい生き物。広辞苑は“可愛い”の説明文に“森崎博之のこと”って追加した方がいい。みんなの期待に答えたいリーダーとツアーの行程を気にしてくれる河野君。ナイスコンビでした。リーダーもこのツアーができて少し浮かれてるのかな、私の勝手な思い込みかな、などと思いながらふたりの掛け合いを見ていました。

 その後、食べたいちごのヘタは農園にいるヤギさんとウサギさんが食べてくれます。動物があまり得意ではない私にとってはかなりの難関。「あったかい! 生きてる!こいついきてる!!?」など意味不明なことを叫びながら、そして「そりゃそうだろ」と冷静な突っ込みをいただきながらの餌やりでした。たのしかったです。



栗林公園

 

 そして次は栗林公園です。…が、しかし。眠さも疲れもピークに来ていた私たちはそうそうにUターン。たぶん20分も見てないんじゃないかというほど。なんかこう、余裕を持ってね、公園とかを優雅に見れる心の豊かさがね、ないんだと思います。栗林公園さんごめんなさい。

 

 


☆森崎リサイタル

 

 バスに戻るとお次はホテルへ。私たち5号車はメイン会場があるホテルではない方だったので、荷物を置いてすぐさま再び移動。JTBの方が急かしてばっかりですみません、と謝るもこちらはもう慣れた様子ですぐに出発体制に入ります。適応能力がすごい。すっかり仲良くなった5号車ですが、リサイタルを前にそわそわと落ち着かない様子。例に漏れず私も口が渇いて仕方ない。みんなこの時点では何するかってほとんど知らされてないんですけど、それでも絶対楽しいのはみんな分かってたし、ワクワクが止まりませんでした。

 そして遂に【森崎リサイタル】会場へ到着。私は最前列の一番上手のテーブル。8人テーブルで当然みんな初対面ですが、仲良くさせていただけました。お料理もすごくおいしかった。あと、お料理の説明の時にノボルさんとはましーさんが出てきてたんですけど、お二人ともとってもすてきでした。たぶん、はましーさんは異常な盛り上がりに若干引いていたと思います笑。

 小一時間ほど経って、河野君が登場。いよいよはじまります、リサイタル。暗転して、スポットライトが1つの扉を照らした先に現れました。森崎博之!! しかし、会場のテンションが最高潮になったところで、リーダーが扉を閉める笑。えー??という声に応えて再び登場してくれました。ここはまさかのタキシード姿。かっこよい。扉を閉めたのは「盛り上がりすぎてて会場間違えたと思った」からだそうです。おちゃめか。ここからは怒濤のリサイタル。たくさんコーナーがあってどれも最高に楽しかったです。

1, 森崎博之講演会 -リーダー論-
道内各地で講演をするリーダーのお話が聞けるありがたい機会。私は「敬語萌え」という気持ち悪い萌えポイントの持ち主なので、内容以前に敬語でしゃべる森崎博之にやられました。共感者を見たことがないので同意してくださる方は至急連絡してください、仲良くしましょう()
内容も当然素晴らしかったです。そりゃこの人がNACSのリーダーなのは当然と納得するものばかり。身振りが大きいけど、必ず手は開いてるから優しい語りに見えるんだよねきっと。いい話、きけたなぁ。

2, 絶叫ーッハミングドン
 絶叫なのかハミングなのか、という問いはナンセンスです。森崎博之にかかれば絶叫ハミングも簡単。げらげら笑っているとリーダーが突然「こっちの方からいくね」と近づいてきた。この時点で私はパニック。そして混乱する私の目の前で止まる森崎博之。そして始まる絶叫ハミング。情報過多とはまさにこのこと。しかし目の前で行われるハミングは想像以上の破壊力。音、というより爆発音に近い何かそれ。笑っていると「答えろよ」と言わんばかりのリーダーの目線をいただきました。昇天。生きてて良かった。

3, リアルもRe:
 CFMではお馴染みのもRe:をリアルでやるコーナー。質問は割愛しますが、子顔(子うどん?)が量産されてました。ここで一番好きだったのは、たくさんの質問を頂いてるって話のリーダー。
「みんなね、凄いたくさん送ってくれるの。それがほんとに真剣でね。飛ばしちゃえばいいんだけどさ、飛ばせないんだよ。だからね、質問してもかえって来るのには少し待ってね」(かなりニュアンス)
飛ばせないんだよ。って言った声が真剣でね。この人本当に私たちと向き合おうとしてくれてるって言うのが伝わって。文句言う人なんていないだろうけどさ、返事が遅いのも気にしちゃう優しい人なんだきっと。私が応援したいって思ってる俳優さんは、こういう優しさの持ち主なんだって嬉しくなりました。その思いに、私は一足先に泣いてました笑。

4, レアグッズ大抽選会
 ファンミとかで恒例のあれ。当選者一人一人に手渡しするんだけど、リーダーがステージの端まで来て片膝をついてお渡ししてた…。王子様じゃん。

5, リサイタル
 メインイベント。会場もいよいよ来たか…、という雰囲気。全11曲ということで、なんとなく察してはいたけど前半はワンフレーズだけ歌って終了のメドレー方式。そうだよね、全部歌ったら疲れちゃうもんね。メドレーが終わってからセットされたのは、なんとアコギ。この日のために練習してくれたそうです。アコギで歌ってくれたのは「ひとつのキセキ」「つぼみ」「そんなのNACS応援歌」の3曲。
 お世辞にもギターも歌も上手とは言えないんです。でも、みんなに真っ直ぐ届けようとしてくれてるのはものすごく伝わる声でした。心の奥にスッと溶けてくみたいな、そんな歌。そんなのNACS応援歌で、最後の「フレー!フレー!お!ま!え!」ってところを全力で叫んでくれたんです。人の思いに身体が震えるって、はじめてでした。リサイタル中にリーダーは、
・こんな北海道ローカルタレントの俺なんか
・練習しても、歌もギターもこんなもんです
・こんなただのおじさんを
・みんなにいっぱいもらってばっかで俺がしてやれることなんてほんとない
 そうやって言うんです。もちろん面白い自虐と思ってみんな笑うけど、本当にそうやって思ってる人なんか絶対いない。あの言葉の真意は分からないけど、少しは本気で言ってそうだと思いました。私はあのとき思わず絶句したんです。そんなことないよって、軽々しく言えなかった。リーダーが本気で私たちに向かってきてくれているからこその言葉だと、私は受け止めました。だから全力で気持ちを返したい。リーダーが一番好きでリーダーが好きなNACSのことも大好きって、もっと大きな声で伝えたいと思いました。

6, エンディング
 まさか泣かされるとは思っていなかったので、心のエネルギーが枯渇し始めた頃にエンディング。正直、助かったなーと思いました。これ以上やってたら、心がもたない笑。すっかり通常営業のリーダーは最後に「いつもは洋ちゃんがやってるやつ、今日は俺がやるぞ!」と言って、投げキッスのサービス!!!河野君も言ってたけど、動きが若干ぎこちない笑。最後までかわいさたっぷりの森崎リサイタル。
 
 なんかね、リサイタルは【森崎博之の愛に殴られた】って感じがしました。私が思ってた以上の気持ちを返してもらっちゃった気がする。たかだか20年と少ししか生きてないけど、すごい大切な時間になりました。できれば、10代の私にも聞かせてあげたかった。そしたらもう少し頑張って勉強したんじゃないだろうか笑。できれば、40歳を過ぎた頃にも聞かせてあげたい。そしたら日々の苦労も少しは笑顔で頑張れるんじゃないだろうか笑。この先に何かあってもこれを拠り所にするくらいには、自分を支える一つの出来事として存在する気がする。そんくらい愛されたなぁ、と思いました。



☆終演後

 

 終演後は再びバスでホテルに戻ります。それまで元気だった皆さんのテンションが明らかに落ち着いている!なんとなく旅の終わりが近づいてきた感じがそこにはありました。そこでJTBの方から「みなさん明日の2ショットのポーズは考えましたか?」と言われて思い出す。…2ショット?? 
正直私は、地下アイドルとかの撮影のイメージで来てたんです。お互いの立ち位置に足跡マークがあって、そこからは出ないで撮影してくださいねーってやつ。ところがどうやら違うらしい、と気が付いたのは皆さんとお話ししてからでした。ファンと1.2mのパーソナルスペースを割った距離で近づいていいの…?たぶんあの場で誰よりも困惑していたのは私だと思う。

 ホテルに着き、記念撮影をしたあとにフロントのフリースペースで、またどうでしょうカルタをしたりしていました。1日目より参加者も増えたし、仲良し度も増してる。ほんと修学旅行みたいで楽しかったなぁ。3日目に備えて、この日は前日より少し早くお部屋に帰りました。

 ホテルに帰ってから、何となくツアーの振り返りをしてました。リサイタル後の興奮と終わりが近づく哀愁の狭間の、ぐるぐると渦巻く感情の整理です。そんでやっぱり頭の中森崎博之でいっぱいになるんです笑。あまり私の言葉で他者を語りたくはないけれど、それでも感じたのは森崎博之という人は境界線とか壁とか、そういうのを溶かしちゃう人なんだということです。物理的にも心理的にもスルッと滑り込んでくる。ツアー参加者は200人ぐらいいたのに、私一人に語りかけてくれてる…?って錯覚したことが何回かあったけど、そう思わせるのが上手。太陽に愛される日向男・森崎博之だいすき…。でも聖人君子とはほど遠くて!!メンバーにはジャイアンみたいだったとか言われちゃう!!!そんな所も大好き。強いコーヒーも優しいミルクも併せ持つ、最強カフェオレおじさん森崎博之・・・。

 そんなことを考えている内にだいぶ月が高くなっていました。明日はいよいよ2ショット。そして旅の終わり。ドキドキする高まりを押さえての就寝でした。

 

激動の2日目が終わり、次は感動の3日目です。

 


☆3日目

 目覚ましの音と同時に起床。寝ながらも緊張してたんじゃないでしょうか。
朝食後、すぐにバスに乗り込んで移動…、が明らかに車内の空気が重い!!完全に緊張が充満してる。そこにまさかのJTBの方からの一喝!「どうしたんですか!皆さんらしくないですよ!」完全に私たちを手なずけていらっしゃいました。


☆2ショット撮影

 

 バスはあっという間にホテルへ到着。慌ただしく会場へ。中に入るとパーテーションで仕切られた簡素な空間がそこに。完全にその向こうにいる!!心の準備ができないまま列は動き始めます。5号車1番は3日間ずっとみんなをまとめてくださった方でした。パーテーションの向こうへ行くと

「5号車みんな仲良しです!!」「いえーーーい!!」

そんなかけ声で始まりました。常に5号車のまとめ役となってくださり、5号車楽しかったよ!って思いもリーダーに伝えるきっかけを作ってくださったことに感謝しかありません。2ショットが終わって出てきた人を拍手で迎える謎システムも、先頭がこの方でなかったらありえなかったかも知れません。

 ハイテンションで始まった撮影会も列が進めば進むほど緊張が高まります。列の途中に河野君が立っていて、お話させてもらえたの本当にありがたかった。完全に緊張しきってるのが丸わかりだから河野君すごく優しいんです。ツアー慣れもしてるから、ツアー初めてのリーダーとの相性も良かった。あと「おなか触らせてもらっていいですか…?」って超失礼なお願いにも快く応えてくれました。河野君のおなかは意外にも固かったです(いらない報告)。「なんか御利益ありそう…」って言ったら爆笑されました。ちょっと恥ずかしかった。そしていよいよ私の番です。

 荷物を預けて振り返ると、そこには満面の笑みのリーダーがいました。思わず後ずさりする私にリーダーが、「怖がんないで!おいで」と両手を広げてくれる。ロボットのようにギクシャクと動く私をリーダーは優しく近づいて迎えてくださいました。考えた言葉が全部ふっとび、リーダーにされるがままの私。肩に優しく手をおいてパニックの私をおいて1枚目をパシャリ。するとカメラマンの方から「全然笑えてないよ!大丈夫!?」と言われる始末。全然大丈夫じゃないです!!!!とは言えず、さらに緊張する私。すると後ろから声がします、リーダーです。

リーダー「大丈夫ですか?笑えますか?」
わたし「はっ、はひ。がんばりますぅ…」
リーダー「うん。がんばれ」

 消え入りそうな声で返事をすると、肩を掴まれてリーダーの顔が真横に。思わず目元のほくろに目が吸い寄せられる。軽く肩を撫でられて前を向くとカメラマンさんのいいですね!という声とともに2枚目をパシャリ。思いを伝えるならここやな!と思い、リーダーに向き直って出てきた言葉は
わたし「ありがとうございます…」

 

 

 

 



何でこんな平凡な挨拶してんねーーーーんっっ!!!!

 

 

 

 私の中の全関西人が同じ突っ込みをしました。ズコーってこけてるのが目に浮かぶ。でもこれが私の精一杯でした。自分の凄く好きな人に思いを伝えるって難しい。気持ちが言葉を喋らせたって感じで、思わず口からでた言葉だったんだと思います。このツアーを開催してくださった事や、80歳まで永くやり続けると約束してくれている事、NACSのリーダーでいてくれた事、今この瞬間に私の目の前で話を聞いてくれている事、全部をひっくるめての感謝の気持ちがでました。リーダーはそんな私の挨拶にもニコニコ答えてくださって。ほんと、最高の人です。

 荷物を持って出ると、皆さんが拍手で迎えてくださいました。なんかその時「ただいま」って思ったんです。3日前までは他人だった人たちに迎えられて私、ただいまって。
その後もみんなでお出迎えをしていると河野君から「楽しそうだから写真とりましょう!」との提案。実はその時まだみんな揃ってなくて、最後の方をみんなで呼んで写真をとりました。最高に盛り上がったところで、パーテーションの向こう側からリーダーが登場

リーダー「おいぃ!うるさいぞ5号車!!」

そこで最高のタイミングで声をかけてくれました

「はい!リーダー!!」「おいぃーーーーーー!!!!」

 2日目のこんぴらさんの頂上でやったかけ声を本人の前で出来たんです。少年ジャ○プもびっくりの壮大な複線回収。このときのリーダーの顔、忘れらんないと思います。別れは当然さみしいけど、リーダーが「したっけ」って言うならまたきっとどこかで会える。そんな気がしました。

 バスに戻る頃にはみんな疲労困憊。なんかぐったりしてました笑。
 高松空港に向かう道すがら、「つぼみ」の大合唱。このときの動画をとられていたようで、後でCUEさんの方へ送ります、とニヤリとされました。そしてCDが切り替わり、JTBの方からサプライズの声。みんながざわざわしていると、PARAMUSHIRのメインテーマが流れ始めました。これはいかん!泣くぞ!と言っていると幌筵島の唄に切り替わりました。ほんとにいかん!と思っていたその時

「おいぃー」「おいおいぃー」

 リーダーの声がする!!!!少しかすれたような声でリサイタルの後に撮っていると話はじめるリーダー。
【来てくれてありがとう、別れるのがさみしい、こんな俺を日本一しあわせな男にしてくれてありがとう、笑ってお別れしような、また会おうな】
そんなことを言ってくれていたような気がします。ひたすら大号泣していたから、記憶が定かでない…。お別れが寂しいっていうのもあるけど、リーダーが最後まで私たちを気にかけてくれていた事実が嬉しくて涙が出た気がする。一通り話し終えると大サビに差し掛かって、感動のクライマックス!! したら…リーダーが歌い出す!!それはもう完全に小宮さんな訳です。車内が泣き笑いの、優しい雰囲気に包まれました。

 
☆自由行動


 高松駅に着くとみんな散り散りにうどん散策へと出かけました笑。さすが子うどん。その名に恥じぬ行動です。私も6人でうどん屋さんへ。年齢も性別もバラバラの6人が同じ行動してるのは、さぞ店員さんには不思議な集団に見えたかと思います笑。
空港に移動してお土産(うどん6玉とうどんぴっぴ)を買って、飛行機で羽田へ。入れ違いで2班が始まるというのに、外は生憎の雨。でもたぶん、リーダーならすてきなツアーにしちゃうんだろうと思いながら飛び立ちました。



☆おわかれ


 羽田に着いて到着口を出ると、なぜかみんな集まってきちゃう笑。みんな名残惜しいんですね。こんなにすてきな仲間になんて、そう簡単に出会えるもんじゃないし。後ろ髪を引かれつつ、みんながまた散り散りになっていきました。私はバスの出発口で、仲良くしていただいた方と最後のお別れ。さみしかったなぁ。
 さっきまでみんなといたのにバスに乗った瞬間に一気に帰ってきた感じがしたのが、夢から覚めたような感じでした。自分の周りが無音になるのがね、無性に寂しかったです。



☆おわりに


 自分が一番大好きな、森崎博之という人にありがとうの気持ちを伝えられたことが本当に嬉しかったです。もっともっと森崎博之という人を好きになっちゃったなぁ。全力で楽しませてくれようとするCUEの皆さんと、それに乗って全力で楽しもうとする私たちで、最高のものを作り上げられたと思います。そして、自分と同じようにCUEや森崎博之が好きな人に出会えたのが、最高に幸せでした。このツアーに関わってくださったすべての方に感謝の気持ちで溢れています!!

 

おまけ

終わってからCUEを知らない友人に写真を見せたら
 「遠近感が狂う」「頭身がおかしい」「棒人間みたいな頭の大きさ」
など散々な言われようでした笑!!!

                      
                                    おわり

 

 

 

 

PARAMUSHIR 感想のような雑記

赤坂actにて、3/16と3/20の2回を見た感想です。備忘録的な意味と、あわよくば読んでくださった方との意見交換などができたらという淡い期待を込めて。ネタバレのオンパレードなので、WOWOWやDVD待ちの方はUターン推奨です。思いのままの殴り書き。長いし読みにくいし、長いです。あくまで個人の感想なので悪しからず。


① さいしょ
 TEAMNACの舞台だー!!って感じがして大好きでした。皆が求めていたものを要求以上に素晴らしく返した感じがしました。森崎博之すごすぎ。史実が元になってるという事で多方面に慎重になって行くであろうところを、伝えたい部分とエンターテインメントの部分を上手く配合して作られていました。パワー!勢い!テンション!の部分は忘れずに、でも骨太な心に響く舞台です。すごい好き。アンサンブルの皆さんの見せ場もありながら、丁寧に5人だけのシーンも作られていたところが最高だなと思いました。
 あと、演出家・森崎博之のすごさ。ファンが求めてるドラマチックでダイナミックな舞台を完璧に作り上げてる。森崎博之の凄さって、人の心の揺さぶり方を知ってる所だと思うんです。プラスにもマイナスにも(喜怒哀楽的な意味で)、100どころか1万ぐらいメーター振り切れんばかりに振り回されてしまう。ぶるんぶるん。観客の私たちは思いきりそれに振り回されて、でもそれが気持ちいい。心が震えるってこういう時に使うんだ、と実感した舞台でした。


② ひとりひとり

②.1 音尾さん(矢野さん)
 正直、最初に見た時は「もう少し掘り下げても良かったんじゃ…」と思ったのが矢野さんでした。でも違った。1回目は2階の最後列で表情とかが細かく見れなかったんですけど、2回目で表情が見える位置で見たら矢野さんの破壊力すごかった。目の泳ぎや声の震え、戸惑いながらの動き、当然なんだけど全部が矢野さんのものだった。音尾琢真恐ろしい子
 山下の幻覚って実は最初からいたんだ、って事に2回目でようやく気づきました。玉音放送後に徹底抗戦唱える矢野さんに「おかしくなったのか」って下士官のセリフ、徹底抗戦を唱えること自体を揶揄してると思ってたけど、幻覚の山下に声をかけてる事に対してなんですね。そういうシーンが沢山あって、それを一つ一つ回収していくと「なるほどなぁ」ってなる。みんなが故郷や家族語りするところでも、矢野さんは台詞数としては少ない。それって「死に場所を探している」矢野さんだからなのかな、と思ったり。考えを深めたい奥行きのあるキャラクターになってる。こういう、台詞だけじゃないところで魅せていく役を任されたら音尾さんは輝くよねぇ。幻覚の山下と対峙するシーンは私が好きな音尾琢真が詰まってました。最高すぎるし、多くは語るまい。
 あと個人的に好きだったのは水島軍曹が田中に水をあげて慰めるシーンで「なぜそのような優しい言葉を?」って問いかける所。情けないとか否定的じゃなくて優しいってチョイスがさぁ、矢野さんも本当は優しい言葉をかけて欲しかったの?って。完全に個人の考察の域だけど、もしそうなら所々に見え隠れする認めて欲しさを出すのが上手い。最後の「僕から行かせてください」と言った矢野さんの心に少しでも後悔が少なくあればいいと思いました。すごく、寄り添ってあげたくなる人でした。


②.2 大泉さん(水島軍曹)
 大泉さんにこの役やらせるのはずるいよぉってボロボロ泣きました。本物の大泉さんにリンクする部分が多くて、見ていてしんどくなりました。水島哲に戻って戦場にいるのは、辛かっただろうなぁ。当然笑いのシーンも多いけど、多い分その明るさの影が濃く深く見えて彼が笑っているのを見るのも最後はしんどかった。特に前半は水島軍曹に感情移入しながら見てた気がする。今回、大泉さんの台詞で場面が転換する事が多かったんだけど、その時の余韻の取り方が好きでした。「家に…帰れるのか…?」みたいなやつ。
 終盤の他部隊と一緒になる時に「あの小宮勝四郎がついてる!運がいいぞ!」ってセリフが最高に水島哲っぽくて好きです。たぶんあの中には小宮さんを知らない人も多かっただろうに、軍曹という立場から言い切って部隊をまとめて小宮さんを無名では終わらせないようにしてる。5人でチハを囲んで話してる時に、話の回し役になってるあたりも素敵な上官を思わせる。気が使えたり、優しかったりする分、苦労が多そうな役回りっぽいけど。40代になったNACSを…って題材的にもそうだけど、役柄的にもそうで、特に大泉さんはそれを感じました。ほんと、いい人なんですよ水島さん。


②.3 戸次さん(田中さん)
 こういう戸次重幸の役が見たかった!私の中の需要と供給が完全に一致した役でした、田中さん。ハーモニカを凄い大事そうに持ってるのが可愛くて、うるせぇ!って取り上げられた後にちゃんとお袖でゴシゴシ拭いてるんですよね。きゅーと。あと水島軍曹に「"お"水ありがとうございました」って言う田中さん。少し可愛げがあるように下から出るの、捨て子の彼なりの処世術なのかと思ったりして。
 役どころとして、実際に小さいお子さんがいる戸次さんが子供に会えないまま亡くなっていった田中さんを演じるのは酷に思えました。家族っていいもんですかね?って聞く田中を演じる戸次さんの中には答えがあるんだもん。お母さんは音楽家で…ハーモニカで会ったことない母と息子が繋がって…って所は戸次重幸が田中さんで良かったと思いました。割とNACS内では誰がどの役やっても…という話が雑誌記事とかで見てたけど、田中はシゲ以外に考えられないと思っちゃう。
 田中さんで心を打たれたのは、桜庭さんに映画のあらすじを教えてもらうシーン。最初はお尻つけないで座ってるんだけど「幸せは続かず、不幸が訪れる」って所でちゃんと座る。幸せな場面でなく不幸になる場面で自分と重ねる田中の気持ち。戸次さんの中で計算し尽くされた動きであるだろうと考えながら、一挙手一投足に目が離せない人でした。


②.4 安田さん(桜庭さん)
 あぁ、安田さんの役だ。って感じでしたね。あの最後の独白なんかは安田さんにしか出来ない。そう思った。というか、そう思わされた。というべきか。
 桜庭さんが女子従業員から花をもらって胸ポケに仕舞う、あの"大事そう"な演技がすごく好きです。ガダルカナル島の話をする時に"事実を話してるだけ"って感じがするの、凄いなあと思って見てました。なんていうか、泣けない男が上手に表現されているというか(伝われ)。かと思えば故郷の話をするときは、あんなに穏やかな声色なんです。ほんとは優しくて不器用な人ってのが痛いほど伝わる。比較的、矢野さんや田中さんに優しげなのは彼らが年下だからでしょうか。矢野さんは幻覚を見たり、少し不器用なところを自分と重ねてたのかも知れないですね。
 あと割とどうでもいいんですけど、歳をとった桜庭さんが登場するの割とびっくりしました。あれ、最初はいなくて「国境警備隊に睨まれますよー」で帰ってくる時に桜庭さんが増えて戻ってくるんですね。なんかよく分からん動きとセリフだなーと思ってたんですけど(失礼)2回目で納得しました。
 最後のシーンでなけたじゃないかって水島さんが言うの、お客さんは見えるけど桜庭さん本人には全く見えてないんですよね。結局桜庭さんは、死ぬまで少しも心の重しが軽くなることなく全てを背負って生きていかなきゃいけない人。大変な役で、今回のお話で凄く心を揺さぶられた役は桜庭さんだけど、上手く表現できる語彙力を持ち合わせていないです。少しでも心安らぐ瞬間が多くあればいいのにと、幸せを願いたくなる人でした。


②.5 森崎さん(小宮さん)
 いちばんすき(直球) なかなか小宮上官から小宮勝四郎にならなくて、頑なで正義感や責任感が強くてって、森崎博之以外に誰がやるのよって役だったと思います。ようやく小宮さん本人が見え隠れするのも、皆の故郷話でつい自分も話したくなっちゃったって感じで好きだったなぁ。本当に軍の上官に向かないし、戦争に向かない人でしたね。前半のどこかセリフを言ってるように聞こえる言い回しも、自分の言葉じゃなくて"自分が想像する上官の言葉"だったからなのかと思います。
 これは森崎さんだけど、矢野さんに銃を向ける顔がかっこよすぎてびっくりした。みんな見て。DVDに収録されている事を願うばかりです。あと「お前らは音痴だなぁ!」のセリフの後の会場の少しほっとした笑いが凄い好きでした。5人のシーンは多いし笑いのシーンもあるけど、全部が戦いの中の一コマでしかなくて何を言っても後の戦いが頭をよぎる。そんな中で安心して笑えたのがあそこだったって話なんでしょうけど。
前半は命令待った聞いてもらえなくて、その台詞自体がギャグみたいになったけど、終盤に同じ言葉なのに響いてくるのはお話の力だと思いました。終盤の「さいごぐらい命令を聞け!」のさいごの文字は、最後なのか最期なのか。謎解きのために、台本を言い値で構わないので買いたい。終盤の小宮さんは軍隊の上官には向かないけど、リーダーとしては輝く人って感じがすごく出てましたね。とにかく、いちばん大好きなキャラクターが小宮さんでした。


③ さいご
 とにかくダラダラ書いたけど、言いたい事はPARAMUSHIRが最高の舞台だったってことです。笑って、泣けて、見終わったあとも心の片隅にずっとある、そんな話。私はあの島で戦いがあったことすら知らなかったけど、きっと世界には埋もれてしまった戦いの跡地がきっと沢山あるんだと思います。そこから数十年の時間が流れて私たちが生きてる今がある。時の流れってよく言うけどあれって、一本の線になってるんだと、そういう過去との繋がりを感じさせる作品でした。心の奥に、ずしーーんと響くけどそれが心地よい、みたいな。あれ、やっぱり語彙力が貧困。凄い好きな作品のひとつになったから、色んな人と感想を持ち寄ってプレゼンとかしたいですね。