森崎博之と行く 絶叫ーッ!感動ーッ!四国ーッ! 感想のような雑記

5月11日から5月13日の3日間、森崎博之のうどんツアーに参加しました。正式名称には一言も「うどん」とは書いてないんですけどね。とっても良いツアーでした(こなみ)


!あてんしょん!
 ・アホほど長いです(1万字を超えてる)
 ・私の曖昧な記憶と主観に基づくレポです
 ・レポというか感情垂れ流し日記に近いうわごと
 ・それでもOKという猛者は覚悟してどうぞ!

もくじ

 

 

☆1日目


繁多寺

 

 お昼過ぎに松山空港に到着。号車ごとに整列するんですがみんなそわそわ。そりゃそうだよ、これから推しに会うんだもの。バスに移動して一同繁多寺へ。ちなみに私は5号車。このときはまだ皆さん控えめでした笑。繁多寺は町中にあって、住宅街をどんどん進んでいくバス。どうでしょうって窓の外があんまり見えないし(あの頃と風景は一緒ではないだろうし)、近づいてきた!感がまったくない笑。お寺なので叫ばないようにと説明を受けつついざお寺へ。皆さん口々に「繁多寺だぁ…」言われていました。すると!まず河野くんが登場。事前注意の通りさざ波のような歓声

河野君「みなさーん!これからリーダー来ますけど大声だしちゃだめですよ!」
一同「wwwww」
河野君「練習しますか、ちいさーく叫んでくださいね!せーのっ」
一同「きゃーーーー(すごい小声)」
河野君「みなさん天才ですね(爆笑)

そんなやりとりが終わっていよいよリーダーが登場。私の目線の先からものすごい勢いで走ってくる白装束の人

 リーダー「ふぁんたじぃぃぃーーーーー!!!!」
 一同「わぁぁぁぁぁぁ!!!(小声)」

 当然の如く叫ぶ森崎博之。そして河野くんに怒られる森崎博之。懲りずにもう一回叫ぶ森崎博之。世界の可愛いが繁多寺に集まっている。どうでしょうのアレそのまんまでした。さすがにそう何度も叫べないので、繁多寺ぃぃと書かれたボードを持ってポージング。ちなみに小さい「ぃぃぃぃ」は手書きでした。それ持って登場するところを想像しながら書いたんでしょ、かわいい。色んな方向にポーズをしてくれました。気遣いもできる男、森崎博之。すき。して、よく来たねぇってねぎらってくれる森崎博之。なんとも優しい顔をしてました。だいすき。

 ここで既に私は感動。普段はお芝居やテレビ、ジャンボリーなどで見るけど、同じ高さに立ってリーダーを見る事ってほぼゼロな訳で。同じ目線に立てていることに凄く感動しました。あと生声が届くの!マイクやスピーカーを通さない生の森崎博之の声が耳に届くわけです。眼福ならぬ耳福。……ありがたいなぁ。あと、ポージングの間に皆さんが、かわいい・・かわいい・・・って譫言のように言ってたのが面白かった。これから何回もかわいいって書くけど、実はツアー中にはあまり感じませんでした。すごいなぁ…素敵だなぁ…、とか。当然かわいいと思う時もあるんですけど、私の森崎博之に向ける感情は〈尊敬〉〈敬慕〉が一番近いからかな。

 お写真タイムが終わり、「また後でね、したっけー!」と退場する河野くんとリーダー。後でねって言ってほんとに小一時間後にはまた会えるんだから、感覚がおかしくなる。

 

松山城

 

 再びバスに乗り込んで、次は松山城へ。途中ガイドさんが「なんで有名でない繁多寺に行くのか…」という話で一同爆笑。我々の中では聖地なんです!! JTBの方から「何があるか分からないので“忘れ物”には気をつけてください。いきなり出てきますから!」とのアドバイスをいただく。森崎博之は野生動物か何かか。

 ロープーウェイで上まで行くと、何やら和服の人が。モリ侍だ!! そのままバスの集合写真撮影に。印刷されたのは何枚目だったのか分かりませんが、みんな良い笑顔でした。そのあとにまたお写真タイム。モリ侍さんと河野くん、ここではみんなと同じ名札にお名前書いてあったんですね。かわいい。河野君はふとっちょ、リーダーはモリ侍(イラストつき)でした。あれイラストすごい上手なんですけど、頭を大きく書きすぎたのか胴体がすこし雑になってるんですよね。かわいい。

一同は松山城をそこそこに再びロープウェイで下に。観光地とか見るそういうツアーじゃねから!これ!と言わんばかりの強行スケジュール

 

☆ディナーショー

 

 再びバスに乗り込み琴参閣へ。トラブルがありつつもジャンプ特別編を聞きながら約3時間の大移動。ジャンプではリーダーが作った全11曲を振り返るスペシャル仕様。途中、お子さんが絶対音感持ちでリーダーのおならの音階を当てるというとんでも話を聞きざわつく一同。確か悪童の紺ちゃんの台詞で「上の子は音感が良くて…」みたいなのがあって、リアル紺ちゃん…ってなりました。

 他の号車より約1時間遅れて琴参閣に到着して宴会場へ。美味しいお料理に舌鼓を打ちながら同室の皆さんと談笑。リーダー森崎博之、ジャンボリー、ファンミ、そういう単語が何の説明もなくスッと通じる会話をしたのは生まれて初めてでした。なんかそういう事にも感動しちゃったなぁ。まぁ仲居さんたちにはさぞ奇妙な集団に見えていたでしょうが。1時間ほど経ち、満を持してリーダーが登場。ここでは、湯けむり殺人さんのコスプレでした。一通り盛り上げて5号車の心配をしてくれるリーダー。

 リーダー「おぃー、5号車のみんな大丈夫かぁ?」
 5号車「はーい!大丈夫-!!」
 リーダー「意外と元気だなぁ。いたいいたいとかしてない?なんかあったら言えよ?」

 優しさにあふれる森崎博之。妙な一体感が生まれた5号車はひたすらに元気でした。
 そこからは今日の振り返りタイム。スライドで今日のリーダーの移動時のお写真を拝見。とてもかわいい。その後はバス号車対抗の大声選手権。優勝者のいるバスには「うどんぴっぴ」というお菓子が贈呈されることに。5号車は優勝とはなりませんでしたが、私は最終日の空港でうどんぴっぴを発見し即座に購入。おいしかったです。
 
 次は2日目に行くうどん屋さんの紹介。話を聞く皆さんが従順で河野君が爆笑。良いお返事ですねー、と言われる。紹介(意外と長い)が終わってエンディングに入ろうとする河野君。残念がるみんなに明日の方が大変だから!ちゃんと準備してね!と言われてみんなでまた「はーい」とお返事。ここで!リーダーが!めっちゃ爆笑してたのを!私は見逃さなかった!!!すごい素の感じで爆笑してて、その後にすごい優しい目でこっちをみるのさ!!!!! 生涯でみたBest of 森崎博之 のなかで10本の指に入るくらいいい顔してました。当然ですが写真は撮れてません。というか、行程中あまり写真撮ってない気がする…。腕がないからっていうのもありますが、せっかく”会いに来て”くれたリーダーにカメラばっかり向けてるのも申し訳ない気がしたのが1番の理由かも。肉眼レフでは1億枚ぐらい撮ったしいいんだ。そこからリーダーが「つぼみ」のワンフレーズだけ歌い出して、最後はみんなで大合唱。マイク向けてみんなが歌うと、嬉しそうな満足気な顔してました。

 部屋に帰ってあとは寝るだけ!と思っていたら何やら楽しそうなお誘いがあって他の部屋にお邪魔してきました。10人ほどが集まって、UNO(上がるときに ウノォォォォ!って叫ばなきゃいけない特別ルール)やどうでしょうカルタに興じておりました。特にカルタは白熱。読み手「ここを…」取り手「キャンプ地とする!!!」というように上の句と下の句に分かれてるんですが、みんなプロすぎ。下の句をちゃんと覚えていないと取れない程になり、その姿は完全にちはやふる。大変に盛り上がり、深夜2時頃まで遊んでいました…。

 衝撃の1日目はこれで終了。次は激動の2日目です。




☆2日目

 前日の夜更かしのせいか眠い目を擦りながら起床。朝ご飯もおいしくいただきました

 

☆うどんや「海侍」



 そして朝の9時からうどん屋さんに向けて出発。さっき朝ご飯をいただいたばっかりとか、このツアーには関係ありません。リアルおにぎりあたためますか、状態。豚一家ならぬ豚一族。とにかく食べる→移動の繰り返し。私たち5号車は「海侍(かいじ)」さんというお店に行きました。そこはとにかくうどんが太い!コシがある!うまい!食事後にはリーダーのサインとイラストと、前日座ったという席をパシャリ。そしてすぐに移動笑。


こんぴらさん



 次は「こんぴらさん」へ。こちら頂上まで行くには700段の階段を上らねばならんということで…、必死こいて登りました。頂上には「幸せの【黄色い】御守り」が売っており、それ欲しさに登る完全に邪な欲まみれの私。でも黄色ってだけでみんな欲しくなったよね?! そんな心でおみくじを引いたからでしょうか。おみくじには「旅先:さわぐな」と書いてありました。おいおいうそだろ、このツアー完全否定。頂上につくと、5号車の登頂組で写真を撮る流れになり、他の号車の方に撮影をお願いしました。

 撮影者さん「いきますよー、はいっリーダー!!」
 一同「おいぃーーーーーー!!!!」

 まさかのアドリブ。そしてまさかのアドリブ返し。すごいへいわなせかい。すてき。だいすき。以降このかけ声が他の班にも広まっていったのを聞いてニヤリとしました

 

☆中野うどん学校

 

 こんぴらさんから帰ると、次は中野うどん学校に「入学」しました。グッズの愛麺家Tシャツを着て、エプロンをすると完全にうどん屋の店員さん。6人グループになって生地を作ります。そして徐に配られるタンバリン。そして、ミュージックスタート。CDプレーヤーからは軽快な音楽が流れ始めます。意味が分からない。はじめは困惑していたものの流石うましか、途中からは完全にノリノリで振り付けまでして生地をふみふみ。最高に盛り上がっているところで、39学園の河野君が登場。そしてその後を追いかけるように登場したのが森崎先生!

 森崎先生「みなさん、こんにち歯ッッ!!」
 一同「こんにち歯!!」

 すごい一体感。そしてリーダーではなく、せんせーい!と声をかけられる森崎博之。そして、みんなの生地を踏みながらメインステージに来てくださいました。みんなと河野くんとリーダーの共同作業で麺が出来上がるって事なんですね。考えた人すごいなぁ。

私は通路側だったので、先生が目の前を通り過ぎたんですが衝撃がすさまじい。ほんとに顔がおっきい。いや頭では理解してたんですけど、至近距離で見る破壊力ったらない。おでこから顎までも大きいんだけど、おでこから後頭部までの長さが異常。いつまで頭つづくのよ!って突っ込みたくなる大きさでした。そりゃ、普通の帽子はかぶれん。退場はAKB48の歌で、リズムに乗ってジャンプしてました。うそだろ46歳。

 その後は切ったうどんをいただきました。これがすごいおいしい。はやくも本日2回目のうどんを食し、無事に中野うどん学校を卒業してバスに乗り込みました

 

☆森のいちご農園

 

 次に向かったのは「森のいちご農園」さん。おにぎり的に言うところの半レクです。バスの中に農園の方が来てくれて、いちごの取り方や美味しい個体の見分け方を説明してくれます。当然、5号車のみなさんはここでも良い返事。農園の方もにっこり。

 ビニールハウスに入るといちごの甘いにおい!!ひたすらにおいしいいちごを貪っているとリーダーが登場。そして今度のお衣装はつなぎ。ツナギ。TSU NA GI!! めっちゃ好きな衣装!!!企画したスタッフの方全員に金一封を差し上げたい気持ちでいっぱいです!! 私は道外在住で、つなぎリーダーは何かのキャラでもないから見る機会ってやっぱり圧倒的に少ないし、ここでつなぎリーダーに会えたのは本当に嬉しかった。ビジュアル的には、つなぎリーダーが一番好きです。あとここのリーダーの顔が写真を見返しても一番格好良く写ってたと思います。農園の時だけ作画良いとか、森崎博之ってやっぱり大地の妖精さんなのかな…(?)あと、栗林公園にいかないって話してたときの少し困った顔が大好きだったんですけど、分かる人は私と握手!!

 ここではひたすら河野君とリーダーの掛け合いがされてたんですけど、何あのかわいい生き物。広辞苑は“可愛い”の説明文に“森崎博之のこと”って追加した方がいい。みんなの期待に答えたいリーダーとツアーの行程を気にしてくれる河野君。ナイスコンビでした。リーダーもこのツアーができて少し浮かれてるのかな、私の勝手な思い込みかな、などと思いながらふたりの掛け合いを見ていました。

 その後、食べたいちごのヘタは農園にいるヤギさんとウサギさんが食べてくれます。動物があまり得意ではない私にとってはかなりの難関。「あったかい! 生きてる!こいついきてる!!?」など意味不明なことを叫びながら、そして「そりゃそうだろ」と冷静な突っ込みをいただきながらの餌やりでした。たのしかったです。



栗林公園

 

 そして次は栗林公園です。…が、しかし。眠さも疲れもピークに来ていた私たちはそうそうにUターン。たぶん20分も見てないんじゃないかというほど。なんかこう、余裕を持ってね、公園とかを優雅に見れる心の豊かさがね、ないんだと思います。栗林公園さんごめんなさい。

 

 


☆森崎リサイタル

 

 バスに戻るとお次はホテルへ。私たち5号車はメイン会場があるホテルではない方だったので、荷物を置いてすぐさま再び移動。JTBの方が急かしてばっかりですみません、と謝るもこちらはもう慣れた様子ですぐに出発体制に入ります。適応能力がすごい。すっかり仲良くなった5号車ですが、リサイタルを前にそわそわと落ち着かない様子。例に漏れず私も口が渇いて仕方ない。みんなこの時点では何するかってほとんど知らされてないんですけど、それでも絶対楽しいのはみんな分かってたし、ワクワクが止まりませんでした。

 そして遂に【森崎リサイタル】会場へ到着。私は最前列の一番上手のテーブル。8人テーブルで当然みんな初対面ですが、仲良くさせていただけました。お料理もすごくおいしかった。あと、お料理の説明の時にノボルさんとはましーさんが出てきてたんですけど、お二人ともとってもすてきでした。たぶん、はましーさんは異常な盛り上がりに若干引いていたと思います笑。

 小一時間ほど経って、河野君が登場。いよいよはじまります、リサイタル。暗転して、スポットライトが1つの扉を照らした先に現れました。森崎博之!! しかし、会場のテンションが最高潮になったところで、リーダーが扉を閉める笑。えー??という声に応えて再び登場してくれました。ここはまさかのタキシード姿。かっこよい。扉を閉めたのは「盛り上がりすぎてて会場間違えたと思った」からだそうです。おちゃめか。ここからは怒濤のリサイタル。たくさんコーナーがあってどれも最高に楽しかったです。

1, 森崎博之講演会 -リーダー論-
道内各地で講演をするリーダーのお話が聞けるありがたい機会。私は「敬語萌え」という気持ち悪い萌えポイントの持ち主なので、内容以前に敬語でしゃべる森崎博之にやられました。共感者を見たことがないので同意してくださる方は至急連絡してください、仲良くしましょう()
内容も当然素晴らしかったです。そりゃこの人がNACSのリーダーなのは当然と納得するものばかり。身振りが大きいけど、必ず手は開いてるから優しい語りに見えるんだよねきっと。いい話、きけたなぁ。

2, 絶叫ーッハミングドン
 絶叫なのかハミングなのか、という問いはナンセンスです。森崎博之にかかれば絶叫ハミングも簡単。げらげら笑っているとリーダーが突然「こっちの方からいくね」と近づいてきた。この時点で私はパニック。そして混乱する私の目の前で止まる森崎博之。そして始まる絶叫ハミング。情報過多とはまさにこのこと。しかし目の前で行われるハミングは想像以上の破壊力。音、というより爆発音に近い何かそれ。笑っていると「答えろよ」と言わんばかりのリーダーの目線をいただきました。昇天。生きてて良かった。

3, リアルもRe:
 CFMではお馴染みのもRe:をリアルでやるコーナー。質問は割愛しますが、子顔(子うどん?)が量産されてました。ここで一番好きだったのは、たくさんの質問を頂いてるって話のリーダー。
「みんなね、凄いたくさん送ってくれるの。それがほんとに真剣でね。飛ばしちゃえばいいんだけどさ、飛ばせないんだよ。だからね、質問してもかえって来るのには少し待ってね」(かなりニュアンス)
飛ばせないんだよ。って言った声が真剣でね。この人本当に私たちと向き合おうとしてくれてるって言うのが伝わって。文句言う人なんていないだろうけどさ、返事が遅いのも気にしちゃう優しい人なんだきっと。私が応援したいって思ってる俳優さんは、こういう優しさの持ち主なんだって嬉しくなりました。その思いに、私は一足先に泣いてました笑。

4, レアグッズ大抽選会
 ファンミとかで恒例のあれ。当選者一人一人に手渡しするんだけど、リーダーがステージの端まで来て片膝をついてお渡ししてた…。王子様じゃん。

5, リサイタル
 メインイベント。会場もいよいよ来たか…、という雰囲気。全11曲ということで、なんとなく察してはいたけど前半はワンフレーズだけ歌って終了のメドレー方式。そうだよね、全部歌ったら疲れちゃうもんね。メドレーが終わってからセットされたのは、なんとアコギ。この日のために練習してくれたそうです。アコギで歌ってくれたのは「ひとつのキセキ」「つぼみ」「そんなのNACS応援歌」の3曲。
 お世辞にもギターも歌も上手とは言えないんです。でも、みんなに真っ直ぐ届けようとしてくれてるのはものすごく伝わる声でした。心の奥にスッと溶けてくみたいな、そんな歌。そんなのNACS応援歌で、最後の「フレー!フレー!お!ま!え!」ってところを全力で叫んでくれたんです。人の思いに身体が震えるって、はじめてでした。リサイタル中にリーダーは、
・こんな北海道ローカルタレントの俺なんか
・練習しても、歌もギターもこんなもんです
・こんなただのおじさんを
・みんなにいっぱいもらってばっかで俺がしてやれることなんてほんとない
 そうやって言うんです。もちろん面白い自虐と思ってみんな笑うけど、本当にそうやって思ってる人なんか絶対いない。あの言葉の真意は分からないけど、少しは本気で言ってそうだと思いました。私はあのとき思わず絶句したんです。そんなことないよって、軽々しく言えなかった。リーダーが本気で私たちに向かってきてくれているからこその言葉だと、私は受け止めました。だから全力で気持ちを返したい。リーダーが一番好きでリーダーが好きなNACSのことも大好きって、もっと大きな声で伝えたいと思いました。

6, エンディング
 まさか泣かされるとは思っていなかったので、心のエネルギーが枯渇し始めた頃にエンディング。正直、助かったなーと思いました。これ以上やってたら、心がもたない笑。すっかり通常営業のリーダーは最後に「いつもは洋ちゃんがやってるやつ、今日は俺がやるぞ!」と言って、投げキッスのサービス!!!河野君も言ってたけど、動きが若干ぎこちない笑。最後までかわいさたっぷりの森崎リサイタル。
 
 なんかね、リサイタルは【森崎博之の愛に殴られた】って感じがしました。私が思ってた以上の気持ちを返してもらっちゃった気がする。たかだか20年と少ししか生きてないけど、すごい大切な時間になりました。できれば、10代の私にも聞かせてあげたかった。そしたらもう少し頑張って勉強したんじゃないだろうか笑。できれば、40歳を過ぎた頃にも聞かせてあげたい。そしたら日々の苦労も少しは笑顔で頑張れるんじゃないだろうか笑。この先に何かあってもこれを拠り所にするくらいには、自分を支える一つの出来事として存在する気がする。そんくらい愛されたなぁ、と思いました。



☆終演後

 

 終演後は再びバスでホテルに戻ります。それまで元気だった皆さんのテンションが明らかに落ち着いている!なんとなく旅の終わりが近づいてきた感じがそこにはありました。そこでJTBの方から「みなさん明日の2ショットのポーズは考えましたか?」と言われて思い出す。…2ショット?? 
正直私は、地下アイドルとかの撮影のイメージで来てたんです。お互いの立ち位置に足跡マークがあって、そこからは出ないで撮影してくださいねーってやつ。ところがどうやら違うらしい、と気が付いたのは皆さんとお話ししてからでした。ファンと1.2mのパーソナルスペースを割った距離で近づいていいの…?たぶんあの場で誰よりも困惑していたのは私だと思う。

 ホテルに着き、記念撮影をしたあとにフロントのフリースペースで、またどうでしょうカルタをしたりしていました。1日目より参加者も増えたし、仲良し度も増してる。ほんと修学旅行みたいで楽しかったなぁ。3日目に備えて、この日は前日より少し早くお部屋に帰りました。

 ホテルに帰ってから、何となくツアーの振り返りをしてました。リサイタル後の興奮と終わりが近づく哀愁の狭間の、ぐるぐると渦巻く感情の整理です。そんでやっぱり頭の中森崎博之でいっぱいになるんです笑。あまり私の言葉で他者を語りたくはないけれど、それでも感じたのは森崎博之という人は境界線とか壁とか、そういうのを溶かしちゃう人なんだということです。物理的にも心理的にもスルッと滑り込んでくる。ツアー参加者は200人ぐらいいたのに、私一人に語りかけてくれてる…?って錯覚したことが何回かあったけど、そう思わせるのが上手。太陽に愛される日向男・森崎博之だいすき…。でも聖人君子とはほど遠くて!!メンバーにはジャイアンみたいだったとか言われちゃう!!!そんな所も大好き。強いコーヒーも優しいミルクも併せ持つ、最強カフェオレおじさん森崎博之・・・。

 そんなことを考えている内にだいぶ月が高くなっていました。明日はいよいよ2ショット。そして旅の終わり。ドキドキする高まりを押さえての就寝でした。

 

激動の2日目が終わり、次は感動の3日目です。

 


☆3日目

 目覚ましの音と同時に起床。寝ながらも緊張してたんじゃないでしょうか。
朝食後、すぐにバスに乗り込んで移動…、が明らかに車内の空気が重い!!完全に緊張が充満してる。そこにまさかのJTBの方からの一喝!「どうしたんですか!皆さんらしくないですよ!」完全に私たちを手なずけていらっしゃいました。


☆2ショット撮影

 

 バスはあっという間にホテルへ到着。慌ただしく会場へ。中に入るとパーテーションで仕切られた簡素な空間がそこに。完全にその向こうにいる!!心の準備ができないまま列は動き始めます。5号車1番は3日間ずっとみんなをまとめてくださった方でした。パーテーションの向こうへ行くと

「5号車みんな仲良しです!!」「いえーーーい!!」

そんなかけ声で始まりました。常に5号車のまとめ役となってくださり、5号車楽しかったよ!って思いもリーダーに伝えるきっかけを作ってくださったことに感謝しかありません。2ショットが終わって出てきた人を拍手で迎える謎システムも、先頭がこの方でなかったらありえなかったかも知れません。

 ハイテンションで始まった撮影会も列が進めば進むほど緊張が高まります。列の途中に河野君が立っていて、お話させてもらえたの本当にありがたかった。完全に緊張しきってるのが丸わかりだから河野君すごく優しいんです。ツアー慣れもしてるから、ツアー初めてのリーダーとの相性も良かった。あと「おなか触らせてもらっていいですか…?」って超失礼なお願いにも快く応えてくれました。河野君のおなかは意外にも固かったです(いらない報告)。「なんか御利益ありそう…」って言ったら爆笑されました。ちょっと恥ずかしかった。そしていよいよ私の番です。

 荷物を預けて振り返ると、そこには満面の笑みのリーダーがいました。思わず後ずさりする私にリーダーが、「怖がんないで!おいで」と両手を広げてくれる。ロボットのようにギクシャクと動く私をリーダーは優しく近づいて迎えてくださいました。考えた言葉が全部ふっとび、リーダーにされるがままの私。肩に優しく手をおいてパニックの私をおいて1枚目をパシャリ。するとカメラマンの方から「全然笑えてないよ!大丈夫!?」と言われる始末。全然大丈夫じゃないです!!!!とは言えず、さらに緊張する私。すると後ろから声がします、リーダーです。

リーダー「大丈夫ですか?笑えますか?」
わたし「はっ、はひ。がんばりますぅ…」
リーダー「うん。がんばれ」

 消え入りそうな声で返事をすると、肩を掴まれてリーダーの顔が真横に。思わず目元のほくろに目が吸い寄せられる。軽く肩を撫でられて前を向くとカメラマンさんのいいですね!という声とともに2枚目をパシャリ。思いを伝えるならここやな!と思い、リーダーに向き直って出てきた言葉は
わたし「ありがとうございます…」

 

 

 

 



何でこんな平凡な挨拶してんねーーーーんっっ!!!!

 

 

 

 私の中の全関西人が同じ突っ込みをしました。ズコーってこけてるのが目に浮かぶ。でもこれが私の精一杯でした。自分の凄く好きな人に思いを伝えるって難しい。気持ちが言葉を喋らせたって感じで、思わず口からでた言葉だったんだと思います。このツアーを開催してくださった事や、80歳まで永くやり続けると約束してくれている事、NACSのリーダーでいてくれた事、今この瞬間に私の目の前で話を聞いてくれている事、全部をひっくるめての感謝の気持ちがでました。リーダーはそんな私の挨拶にもニコニコ答えてくださって。ほんと、最高の人です。

 荷物を持って出ると、皆さんが拍手で迎えてくださいました。なんかその時「ただいま」って思ったんです。3日前までは他人だった人たちに迎えられて私、ただいまって。
その後もみんなでお出迎えをしていると河野君から「楽しそうだから写真とりましょう!」との提案。実はその時まだみんな揃ってなくて、最後の方をみんなで呼んで写真をとりました。最高に盛り上がったところで、パーテーションの向こう側からリーダーが登場

リーダー「おいぃ!うるさいぞ5号車!!」

そこで最高のタイミングで声をかけてくれました

「はい!リーダー!!」「おいぃーーーーーー!!!!」

 2日目のこんぴらさんの頂上でやったかけ声を本人の前で出来たんです。少年ジャ○プもびっくりの壮大な複線回収。このときのリーダーの顔、忘れらんないと思います。別れは当然さみしいけど、リーダーが「したっけ」って言うならまたきっとどこかで会える。そんな気がしました。

 バスに戻る頃にはみんな疲労困憊。なんかぐったりしてました笑。
 高松空港に向かう道すがら、「つぼみ」の大合唱。このときの動画をとられていたようで、後でCUEさんの方へ送ります、とニヤリとされました。そしてCDが切り替わり、JTBの方からサプライズの声。みんながざわざわしていると、PARAMUSHIRのメインテーマが流れ始めました。これはいかん!泣くぞ!と言っていると幌筵島の唄に切り替わりました。ほんとにいかん!と思っていたその時

「おいぃー」「おいおいぃー」

 リーダーの声がする!!!!少しかすれたような声でリサイタルの後に撮っていると話はじめるリーダー。
【来てくれてありがとう、別れるのがさみしい、こんな俺を日本一しあわせな男にしてくれてありがとう、笑ってお別れしような、また会おうな】
そんなことを言ってくれていたような気がします。ひたすら大号泣していたから、記憶が定かでない…。お別れが寂しいっていうのもあるけど、リーダーが最後まで私たちを気にかけてくれていた事実が嬉しくて涙が出た気がする。一通り話し終えると大サビに差し掛かって、感動のクライマックス!! したら…リーダーが歌い出す!!それはもう完全に小宮さんな訳です。車内が泣き笑いの、優しい雰囲気に包まれました。

 
☆自由行動


 高松駅に着くとみんな散り散りにうどん散策へと出かけました笑。さすが子うどん。その名に恥じぬ行動です。私も6人でうどん屋さんへ。年齢も性別もバラバラの6人が同じ行動してるのは、さぞ店員さんには不思議な集団に見えたかと思います笑。
空港に移動してお土産(うどん6玉とうどんぴっぴ)を買って、飛行機で羽田へ。入れ違いで2班が始まるというのに、外は生憎の雨。でもたぶん、リーダーならすてきなツアーにしちゃうんだろうと思いながら飛び立ちました。



☆おわかれ


 羽田に着いて到着口を出ると、なぜかみんな集まってきちゃう笑。みんな名残惜しいんですね。こんなにすてきな仲間になんて、そう簡単に出会えるもんじゃないし。後ろ髪を引かれつつ、みんながまた散り散りになっていきました。私はバスの出発口で、仲良くしていただいた方と最後のお別れ。さみしかったなぁ。
 さっきまでみんなといたのにバスに乗った瞬間に一気に帰ってきた感じがしたのが、夢から覚めたような感じでした。自分の周りが無音になるのがね、無性に寂しかったです。



☆おわりに


 自分が一番大好きな、森崎博之という人にありがとうの気持ちを伝えられたことが本当に嬉しかったです。もっともっと森崎博之という人を好きになっちゃったなぁ。全力で楽しませてくれようとするCUEの皆さんと、それに乗って全力で楽しもうとする私たちで、最高のものを作り上げられたと思います。そして、自分と同じようにCUEや森崎博之が好きな人に出会えたのが、最高に幸せでした。このツアーに関わってくださったすべての方に感謝の気持ちで溢れています!!

 

おまけ

終わってからCUEを知らない友人に写真を見せたら
 「遠近感が狂う」「頭身がおかしい」「棒人間みたいな頭の大きさ」
など散々な言われようでした笑!!!

                      
                                    おわり